ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

手首の扱い方

2013年08月16日 | ゴルフ理論…私の見解
お盆期間も終わり、
私も、また、仕事モードに戻りたいと思います…(^o^)/

先日、スイング体操の動画を、“レッスンを受講なさっていない方”にお見せすると、
ご自身のお身体を、一緒にクイックイッと動かせてみながら、
「ゴルフスイングにおいて、肩甲骨の動きが、これだけ重要だとは思っていませんでした」と、驚いたようにおっしゃっていました。

肩甲骨の動き、重要ですよね…(●´∀`)b

背中に付いてるし、自分では、その動きを確認しにくいから、気づきにくいですが、とても、とても重要です…(`・ω・´)ノ

手首のコッキングにだって、肩甲骨の動きは、関与します。

それに気づきにくいから、手首の動きは、手首のみの動きとして認識間違いをしてしまいやすい。

身体の末端部に付着している小さな筋肉を先に動かすと、体幹に付着している筋肉は、動きにくくなります。
体幹に付着している大きな筋肉が動くことで、末端部の筋肉が動かされる方が、その動きはスムーズになります。

ちなみに、両腕を横に広げて、鳥が飛び立つような動きをしてみましょう。
手先をバタバタさせて飛び立とうとしてみて下さい。
次に、肩甲骨を動かせて飛び立とうとしてみて下さい。
どちらが、上手に飛び立てそうですか?
人間は、自力のみで、空を飛ぶことはできませんが、
そりゃ、肩甲骨から動いた方が、上手く飛び立てそうですよね?
そう感じませんでしたか?

手首は、固めてしまわずに、柔らかく動かされた方が、肩甲骨も、よりスムーズに動きますから、
その意味で、手首の柔らかさや手首の動きは、大事ですが、
だからと言って、この手首の動きを先に意識して動かせてしまうと、肩甲骨の動きとの連動だって上手くいかなくなる可能性も有ります。

ゴルフスイングにおいて、手首の動きや強さ柔らかさは重要なもののように認識し、常に手首を使う意識で打っていると、
手首には、細かな骨を固定させるために多くの靭帯が縦横無尽に付着しているため、自発的にゆるやかに捻挫をさせて行くようなもの…にもなりかねないです。

ゴルフをしていての怪我や故障は、こうしたことから引き起こされるケースが多いのではないでしょうか?

…手首の骨の写真を掲載しておきます。





この小さくて細かな骨を安定させるために、それ相応の細かな筋肉や靭帯もたくさん付着しています。
しかも、人間の筋肉は、末端部に近づくほど、たいてい、細くなって行きます。

なのに、末端部から動かせますか?ってところですよね…(^^;)

この箇所を、さて、あなたなら、スイング中、どのように使いますか?

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2 コメント

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Unknown ()
2013-08-19 23:14:50
スイング体操は、どんな競技にも共通する身のこなし、
万人共通の身のこなしを正しいと考えて考案しました体操です…(*^^)v
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興味深い記事が。。 (岩ちゃん)
2013-08-18 22:44:26
テニスでも肩甲骨について興味深い記事がありました。
http://yanaharatennis.com/blog/?p=799
どのスポーツでも共通点があるということでしょうか。。
返信する

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