『涙』の言葉…

5月末に書いたblogを読んで、ご心配くださった方々、数名から、お声を掛けていただきました…。

「大丈夫ですか？」
「ショックでしたね…」
「辛い気持ちはよく分かります。でも、あまり気を落とされないように…」
「私も、同じような経験をしたことが有ります…」など…。

親しい人を亡くした人に掛ける言葉って、とても難しいと思うのですが…。

それでも、お声を掛けてくださった方々、ありがとうございましたm(__)m

嬉しかったです。そして、すっかり、ご心配をお掛けしてしまいました…。

…最近、“救われた”と思えた言葉を二つ。

『涙とともにパンを食べたものでなければ、人生の味はわからない。
by:ゲーテ』

『気持ちが萎え、ときには涙することもあった。だが、涙を恥じることはない。この涙は、苦しむ勇気を持っていることの証だからだ。
by:フランクル（オーストリアの精神科医）』

泣きたくて生きている人なんて誰もいないと思う。

だけど…。

人は、みんな、悲しかったり、悔しかったり、辛かったりで、生きていれば、泣きたくなるようなことにも遭遇してしまう。

でも、そういう時に、泣くから、泣けるから、人生の味もわかり、人としての勇気やたくましさも育って行くんでしょうね…。

…「こういうショックは、簡単には癒えないと思うけど…」って言って下さった方もいらっしゃり、本当にその通りなのですが、
その方が、いつもいらしていた時間にお見えにならないと、分かっていても、ふと寂しさを感じたりしますが…
こういうことは、“生きていれば誰もが必ず遭遇してしまう悲しい試練”だと思い、しっかりと受け止めて行きたいと思います。

そして、私も…。
人の悲しさの分かる人間になって行けたらなぁ～、少しは支えられる人間になれたらなぁ～って思います。

『空気と光と友人の愛。これだけ残っていれば、気を落とすことはない。
by:ゲーテ』

あれから、もう3週間が経った…。

皆さまの言葉や、これらの言葉に、随分と励まされました。

ご心配下さった皆さま、本当に、ありがとうございました。