ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

メンタル+脳科学で変わったと思うこと

2012年12月11日 | ゴルフ理論…私の見解
「スイング体操を思い付くまでに考えたこと」は、まだ、途中ですが…、

先日のブログ『なにやってたん?私…!?』に、
「メンタル面のコントロールも、脳科学の裏付けによって、しやすくなったのではないか…と思います。」と書いていたのを読んで、
「どういう部分が、一番、変わったと思います?」とご質問下さった方がいらっしゃいましたので、
本日は、このことについて。

その一例を…。

ゴルフのプレー中のみならず、
何かに凄く集中できている時の状態って、
「フロー」とか「ZONE」と言いますよね。

脳科学発達以前は、
この「フロー」とか「ZONE」状態に入るためには、どうすれば良いかが語られて来たように思います。
「こういう心理状態になってはダメ」
「こういう気持ちになった方が良い」
「集中できない時は、こういう風にしましょう」
など。
メンタルトレーニングでは、そこに辿り着くまでの方法が語られ、
受けている方としては、
真っ暗闇の中を、手探り状態で、
でも、言われるままに歩いてみれば、そのうち、「フロー」とか「ZONE」に辿り着けるのだろう…と信じてみるしか無かった。

だけど、脳科学発達後は、
「フロー」とか「ZONE」は、「子供の頃に、日が暮れるのも忘れて夢中になって遊んでいた時の脳の状態に似ている」と、バーンと「辿り着いた時の脳の状態」を、科学の根拠付けで、はっきりと教えてくれるようになった。
だから、聞いた方としては、「あぁ、あの時の状態がZONEなのね」って思える。

だったら、「フロー」や「ZONE」に入りたければ、「子供の頃に、日が暮れるのも忘れて夢中になって遊んでいた時の自分」って、どんなだったかな?
を思い出してみると良い…と言う事になります。

ゴルフのプレー中も、集中したければ、何も難しいことをそんなに色々と考えなくても、子供の頃に夢中で遊んでいる時の心理状態でプレーすれば良い…と、とても端的に考えられる。

「そのためには、どうすべきか?」なのですが、
それでも、脳科学発達以前は、目指す方向が真っ暗闇の中に包まれていたのが、
脳科学発達後は、目指す方向を、パァ~と「こっちだよ」って、明るく照らしてくれるようになった…と言う感じがします。
目指すべき方向がよく見えるので、「フロー」や「ZONE」状態にも、自分で歩いて行きやすくなったのではないでしょうか?

明るくなっている場所には、歩いて行きやすい…ですよね。
昨夜のルミナリエも、光の方向には、人間の習性なのか…引き寄せられるように歩いて行きました…(#^.^#)

…これは、「メンタル面のコントロールも、脳科学の裏付けによって、しやすくなったと思う」うちのひとつですが…。

誰にでも、「子供の頃、日が暮れるのも忘れて夢中になって遊んだ思い出」って、有ると思います。
皆さまの、「その時」って、どんなでしたか?
「フロー」や「ZONE」状態って、誰もが経験していた心理状態だったんですね。

そして、この時の状態って、人間にとっては、すごく「気持ちの良い脳の状態」らしいので、ゴルフのプレー中のみならず、「子供の頃、日が暮れるのも忘れて夢中になって遊んだ気持ちのまま、何かを行なう」こと、適度な脳への負荷は、脳への報酬にもなるようです。

夢中になれる何かを見つけましょう…(^_^)v

…と、こういうことを考えると、年齢をどれだけ重ねても、いくつになっても、やはり、「子供のような心」は、無くしたくないものですね…って思いますね…(*^_^*)

…あと、そう言えば、私、イチロー選手を見ていて、
「あれだけのメジャーリーガー、大選手、大スターになっても、野球が大好きでたまらない、野球小僧のような人だ…」と感じたことが有ったな…。
ああいう雰囲気も、脳科学を知った上でのことなのだろうか?
それとも、天性?
どっちなんだろう?…と思う。

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