ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

人に支えられて…

2012年12月12日 | 『ゴルフスイング体操(R)』
さて、本日も、「スイング体操を思い付くまでに考えたこと」を続けて参ります…(^^)/

何だか、書き出したら、「あんなことも考えた」、「こんなことも考えた」って、色んなことが次々に思い出されて来るんですよね…(^_^;)

でも、「機能解剖学的な見地からゴルフスイングを考えたい」となると、
ガイコツくんやキンニクくんとの「にらめっこ」だけでなく、
その「にらめっこ」から見えたものは、本当に正しいのか?を
何かで、ちゃんと確かめたり、
分からないことに関しては、どなたかに尋ねたりの「作業」と、それに伴う「時間」も必要でした。

分からないことに関しては、幸い、現在は、母校で授業を受け持たせていただいていて、色んな先生方と交流できるので、それが私の疑問払拭の機会になったりもしています…(^^ゞ

「先生、質問なんですけど、ここは、このようで良いのでしょうか?」
との私の問いに、
バイオメカニクスの先生が、「そうですよ」「それで良いですよ」と、答えて下さるだけでも安心できます。

また、「先生、あのぉ、ゴルフの練習で、こういうこと(スイング体操)をやっていただいたら、“四十肩が治った”っておっしゃる方がいらっしゃるんです。
長年患って来られていたようで、もう治らないと思っておられたようなんですけど、治ったそうなんです。こういうことって、起こりえることでしょうか?」と、
もしかすると、その方の勘違いではないだろうか?と半信半疑で、整形外科医の先生にお尋ねすると、
「そういう体操をしたら、治るでしょうね。みなさん、病院に行けば治してもらえると思って(病院に)いらっしゃるんですけど、四十肩などに効くのは、本当は、ストレッチ。だから、ドンドンやらせてあげて下さい」と言っていただくと、「そうなんだ…」と思えました。

ガイコツくんやキンニクくんとの「にらめっこ」から入った機能解剖学独学の私にとって、こういう機会、色んな先生方とお話させていただける機会に恵まれているのは、とても有難いことです…。

で、本日は、その「確認」や「疑問払拭」になったうちのひとつについて…。

「肩甲骨からの動きで一旦全身運動を…」と思い、レッスンを受講中の方々にも、実践しはじめていただいた頃、
私は、免疫学の安保徹教授の、こちらの本を読みました。



何故、この本を読んでみたか?と言うと…
私が皆さまに行なっていただいている「一旦全身運動」に似た運動が載っていたから…。

安保教授は、この「似ている体操」を、“「免疫力を高める」カンタン体操”として紹介されていて、
『「体を横に曲げる」「体を前後に曲げる」「体をねじる」の3つの動作で使う筋肉をすべて使う運動であり、身体のほとんどすべての筋肉を連動させて動かすことができます。ですから、血流を回復させるには、とても効率が良いのです。
簡単に見えますが、はじめは体がギシギシする感じがしてうまくできない人もいるでしょう。
この運動を習慣にすると、やがてスムーズにできるようになり、体の動きも、血流もよくなってきます。
特に、肩こりや背中のこりが解消されることでしょう。』とお書きになっていました。

…これから寒くなって来ると、風邪予防のためにも、免疫力はアップさせておきたいものですね…(^^)v

さらに、もう少し、引用しておくと…
『体は、ひねったり、重心を移動させたりして揺らすと、姿勢をまっすぐな状態に戻そうとする性質が有ります。
その時に、さまざまな筋肉に効率よく負荷をかけると、血流が促されるのです。』
短時間でこりやすい筋肉をほぐす、非常に効率の良い運動であると、書いておられました。

この部分を読んだ時に、私は、
「今、皆さまに行なっていただいている“一旦全身運動”は、免疫力アップのためにも、肩や背中のこりをほぐすにも良い運動になるんだ」と嬉しく思ったのと同時に、
「あの運動で、やはり、全身の筋肉が動くんだ。私が、これで、全身運動になるはずと思ったことは、間違いじゃなかったんだ」と確認することができました。

スイング体操を思い付くまで、また、思い付いてからも、「著書を通して」などの間接的な方法も含めると、やはり、多くの人の支えていただいているのだなと思います…(*^_^*)

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