ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

アウターマッスルとインナーマッスル…起

2010年10月04日 | ゴルフ理論…私の見解
皆さんは、アウターマッスルとかインナーマッスルって言葉をお聞きになったことは有るでしょうか?

アウターマッスルは皮膚の表面上から触れる筋肉のこと(表層筋群)で、インナーマッスルは、骨に近いところにある筋肉のこと(深層筋群)なんですが…。

人間の筋肉は、表面上から触れることのできる筋肉だけではないんですね。

筋肉と言うと、トレーニングをしてマッチョになる部分のことを連想しがちですが、それだけじゃなくて、身体の深部にあって、骨を支えていたり、骨同士の組み合わせをガッチシとさせたりする役目の筋肉も有るそうです。

ゴルフスイングにおいては、どちらが大事かと言えば、どちらも大事(笑)。

ただ、レッスンでは、私、「この筋肉を使って、クラブをこのように挙げて…」とは言わず、「この骨をこのように動かせて…」と、骨の動きの方に意識を向けて頂こうとしますよね?
これは、骨に近いところにあるインナーマッスルを、どうにかして活躍させたいと思うから。

練習していて、「力むとダメですね」とか、「そんなに力を入れなくても飛ぶんですね」とおっしゃる方は多い。

でも、なぜ、「力を入れない方が、よく飛ぶ」のでしょうか?
これって、不思議な感じがしませんか?

本当に力が入ってなくてボールは飛ぶでしょうか?
何らかのエネルギーが加わったからボールが飛んだのであって、そのエネルギーの源は、その人の筋力のはず。

なのに、何故、力が入ってないと感じるのでしょうか?

この”何故?”は、私自身、このアウターマッスルとインナーマッスルの、それぞれの筋肉の特徴によるものではないかと思っている。

…と言う事で、スイング中の力の使い方を良くするには、ここは避けて通れない部分だと思うので、このアウターマッスルとインナーマッスルについて、少し書いておこうと思います。

(書き出すと、長くなりそうなので、起・承・転・結に分けておきます)

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