ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

ゴルフスイングにおける脊柱の回旋運動

2015年10月07日 | ゴルフ理論…私の見解
本日は、ゴルフスイングにおける脊柱の回旋運動に関するネタです。

人間の背骨(脊柱)は、ややS字カーブを描きながら下の写真のようになっています。



この背骨を捻じる際、仙骨から動かせて腰椎の下から順に上へと捻じって行きます。
仙骨→腰椎→胸椎と、下から順に捻じる。



このパターンと、上から順に捻じるパターン。
胸椎→腰椎→仙骨。



この2つのパターンを、一度両方ともおこなってみてください。

よく捻れるのは、どちらでしょうか?

私もおこなってみました。

このような体勢から、



下から順に捻じったパターン。



上から順に捻じったパターン。



よく捻れるのは、上から順に捻じったパターンの方ではなかったでしょうか?

この2つのパターン。
ゴルフスイングスイングに適用すると良いのは、どちらでしょうか?

ゴルフスイング中の身体の動きの構成を考える時、先ず、大前提に考えておかないといけないことは、
「その動きなら何度繰り返しても身体を壊さない」という身体の動かし方を適用することです。

そうすると、上記の2つのパターンなら、どちらを適用した方が良いでしょうか?

「ゴルフスイングは、身体の捻転運動だから、できるだけ後ろに身体を捻りましょう」なんて言っても、上記の2つの「よく捻れてしまう方(上から下に捻じる)」で練習すると、
背中の大きな筋肉の働きによって、仙骨に向かうに従って細くなっている筋肉に負担をかけることになりませんか?




それならば、細い筋肉が動くことによって、徐々に大きな筋肉が動かされて行く方が安全だし効率的です。



ゴルフスイングをパワーアップするには、身体をよく捻った方が良いからと言っても、
背骨を上から捻じるのか下から捻じるのか?
また、どちらの方が安全で効率的なのか?
も、よく考えながらおこないたいものですね。

捻じるほど良い、
とか、
両手が後ろの壁につくまで捻りましょう
とか、
そんなの絶対ダメだと思いますよ、。(--;)
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