ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

肩の三角地帯

2015年12月15日 | 『ゴルフスイング体操(R)』
ゴルフスイングって、一体、身体をどのように使って振ったら良いのだろう?
を考え始めた時、
私が、まず着目したのは、肩周辺でした。

何故かと言うと、
私が、ゴルフの練習をしていて壊したのが肩だったから。(^^;

今でも覚えていますが、その時の私の身体は、物凄く歪んでいました。
鏡に写った自分の姿を見て愕然とし、
「こんな身体になったら、ゴルフは辞めるとしても、普通の服を着ていてもカッコ悪~いやん」って思いましたね。

その頃から、
「ゴルフスイングって右に上げて左に振って~!って考えがちだけど、筋肉の使い方は、なるべく左右対称になった方が良いんだろうな。
ゴルフスイングって、何回も同じ動きのリピートだし。
だから、ゴルフスイングをしていて自然に鍛えられる筋肉も、左右の偏りが、出来るだけ無いようにした方が良い…」って思いました。

そこから、
12月6日のブログに書いた、
『before→骨格・筋肉→after』が始まりました。

…で、
その肩周辺ですが、
私の痛みが発症したのは、この×印の箇所。




だったので、どこで痛みが発症したのか?どの筋肉が痛んだのか?と探りました。

(いま思えば、多分、棘上筋)

そして、私のような故障を発症してしまわないようにするには、
現在、私自身が、肩の三角地帯と呼んでいる、この箇所の関節の噛み合わせが大事だと思うようになりました。

肩の三角地帯。





肩甲骨の関節窩に、上腕骨の骨頭がパカリと垂直にはまり込む箇所のことを『肩のゼロポジション』とも言います。
こんな感じで…。







こう考えたために、
先日、無事に、商標登録できました、こちらのイラストの



この部分が出来た、




と言うわけなのですが…。

例えば、
こういった鉄棒(体操競技)において、



この「三角地帯」の動きが悪ければ、また、ちゃんとした噛み合わせが外れたとしたら、どうなるでしょうか?

いくら肩周辺の筋肉を鍛えていたとしても、
「脱臼」や、大きな怪我や故障が起きるのではないでしょうか?

上記に書いたbeforeの頃の私は、
こういったことを、全く考えずに、知らずに練習していました。(-_-;)

…でも、
beforeの頃の私のように、こういったことを知らずに練習なさっているゴルファーの方は、もしかすると多いかもしれない。

「『肩のゼロポジション』なんて知らなかった」とおっしゃる方は、かなり多いですし、
気になるところですね。

レッスン界は、こういったことをちゃんと伝えて行かないといけないのではないか?と思います。

現在、素晴らしいパフォーマンスで感動させてくれている羽生結弦くんも、
この肩の三角地帯からの腕の伸びが、物凄くキレイですね。(*゜∀゜*)






プロゴルフ界でも「綺麗~」「美しい~」って思えるスイングの選手が、たくさん育つと良いですね。
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