ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

縦に付着している筋肉は縦に…使いましょう

2014年04月23日 | ゴルフ理論…私の見解
さて、このところ、骨盤vs股関節の記事が続いておりますが…(((^^;)

まだ、続きます…^^w

…ゴルフスイング体操の根本的な考えは、
「身体をこのように分割し、動きを構成する」です。



この分割の体幹と下肢を、横から見ると、
こうなりますね。




それを、股関節から上体をカクッと折り曲げたようにして使うと、
このようなイメージの分割になります。



このように分割したイメージでゴルフスイングを構成するといけない理由は、体幹が雑巾のように捻じれるから…です。

ゴルフスイングは、その特徴上、腕を横に振るため、体幹は、捻じれるように動きます。

だったら…、体幹は、捻ることができればできるほど、パワー出力は大きくなるんじゃないの!?
雑巾のように捻れたら良いじゃない!?…(・_・?)
って、思いがちですよね。

ですが…、ここで、ちょっと待った!…なのです…(乂'ω')ノー

人間の筋肉図を見ると、縦に長い人間の身体には、やはり縦に長く付着している筋肉が有るのです。

だいたいですが、こんな感じで…






これらの筋肉は、横に捻じられることによって、その捻り戻しのパワーが発揮されそうですが、
繰り返していると、
徐々に、付着している箇所に負担がかかります。

そんなことをするよりは、縦に長い筋肉は、やたらと捻ったりするより、縦方向に動かせた方が、筋出力は、常識的に考えてもアップしそうですよね。

ま、筋肉は、それぞれ、横方向でも、斜めでも、縦でも、付着している向き方向に動かす方が、安全に使える上に、筋出力もアップするはずです。

それを、体幹ごと、丸太を捻るみたいに捻ると、縦方向に付着している筋肉までもが横に捻れてしまう。

「ダメでしょ、そんなことしちゃ!」だと思いませんか!?
上記のイラストを見て判断すると…。
縦方向に付着している筋肉は、そのまま、できるだけ縦方向に動くようにした方がいい。
そのためには、身体を、このように分割した上で使うこと!なのです。

こうすることが、
全身の筋肉を、
縦方向に付着している筋肉は縦方向に、
斜めに付着している筋肉は斜めに、
横向きに付着している筋肉は横に、
収縮・伸張させて使う条件のようになります。

…これは、人間、そのものも、その人の個性や特徴が生かされないと、生きにくく感じるのと同じかもしれませんね…(^-^)

やや、哲学的かな!?…(ノ∀`)


☆『ゴルフスイング体操』Facebookページに、このゴルフスイングの体幹運動の、
良いパターンとダメなパターンの動画を貼りました。
Facebookをなさっておられる方々は、
『ゴルフスイング体操』でご検索いただくと、このページを開くことができます。
公開しておりますので、よろしければ、どうぞ、ご覧くださいませ。(^-^)

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