ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

怪我のお話を伺って、より強く思ったこと

2018年04月04日 | ゴルフ理論…私の見解
レッスンを受講くださっている方のお知り合いの方が、
『頚椎ヘルニア』と診断されたそうです。
これは、「ゴルフによるもので、肩甲骨の動きが悪くて起きたこと…」と、お医者様が、おっしゃっていたそうです。

怖いですよね。
ゴルフで、こういうことにまでなってしまうなんて…。

私たちは、
こういうことを防げるように、
しっかりと活動、研究をして行きたいものです!

昨日のブログにも書きましたが、
ゴルフの練習前に、こういう感じで、



背骨を捻り、
股関節を回す…なんてことをやっても、
何も良いことは無い!

むしろ、
ゴルフスイングにおける良からぬ動きが、
色々と出てしまうだけ。
身体にとっても、良からぬ動きになってしまう。

これは、これらをじぃ〜っと観察してみれば、
分かること。



でも!
この「頚椎ヘルニア」になってしまわれた方のことを教えてくださった方ともお話していたことなのですが、
これ、



ゴルファーが10人いれば9人まで、やっているんじゃないか…と思える現状が有る。

似たような動きでも、
これと、



これは、違います!



上は、
背骨を捻って、
股関節を回してみた写真。

下は、
肩甲骨の内転・外転と、
骨盤の水平回旋をおこなった写真。

実際にやってみると、
写真で見比べるより、
その違いが実感できると思います。

ゴルフスイングには、体幹の捻転が必要ですが、
背骨の周辺のどこに、背骨をグルグル回すような筋肉が付着していますか?



背骨には回旋筋と言う筋肉が付着していますが、細い小さな筋肉です。

体幹の回旋時にしっかりと動く腹斜筋は、背骨に付着しておらず、骨盤(寛骨)に付着している筋肉です。



そうすると、背骨を捻るより、骨盤を動かせた方が、体幹捻転のパワーも出るのではないでしょうか?

…ゴルフスイングを長年続けたことによる
怪我や故障の発症予測は、
調査をせずとも、
身体の内側を観察してみれば、
分かることも多々有ります!

今は、元気で活躍しているプロゴルファーたちだって、「頭を残してボールをよく見て打とう」としたあまり、将来は…頚椎ヘルニアの恐れ…ですか!?
その危険を放置ですか!?

以前にも、
週間ゴルフダイジェストさまに、
こういった記事をご掲載いただきましたが、



改善、
そして伝達を、
しっかりとやって行きたいものですね。
使命じゃないですか!…と思います。




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