ティーチングプロとして、今年で10年。
もう、10年?
まだ、10年?
正直に言って、この間、ティーチングプロとしての道をこのまま進むか、プレーヤーとして自分の可能性に、再び挑戦するかの間で、気持ちが揺れたことも有った。
また、ティーチングに対して、面白みや、やりがいを見出せなかった時期も有った。
そんな時に、私の心を支えてくれたのは、二つの言葉。
ひとつは、ティーチングかプレーヤーかで気持ちが揺れていた頃に、テレビの大河ドラマでやっていた、『(豊臣)秀吉』の中に出てきた言葉。
(何故かこの頃、日曜日に帰宅してから、このドラマを観るのが楽しみだった。)
ある日、「レッスンって疲れるなぁ~、人に教えることって難しいなぁ~、ハァ~」なんて思いながら帰って来て、「さぁ、秀吉、秀吉」と見ていると、竹中直人さん演じる秀吉が、(誰にどんな場面で言ったのかは、すっかり忘れてしまったけれど…)『人のために生きてこそ、人でござるぞぉ~』と叫んだ。
この言葉を聞いて、ゾクゾクゥ~と鳥肌が立った。
そして、思い浮かんだのは、レッスンを受けて下さっている方々の、顔・顔・顔。
「(ボールに)上手く当たったぁ~」と嬉しそうになさる、お顔。
1回ショートコースに行っただけなのに、「芝生の上にいるのが気持ち良かったぁ~」と、満足そうになさっている、お顔。
「上手くいかないんです。何とかして下さい。」と、訴えるような表情をなさる、お顔。
「自分自身の技術研鑽を第一に考え、レッスンは、片手間で…」なんて思っていた私の心に、ビリビリと響き、色んな方々の、色んな表情のお顔を思い出すと、涙が出た。
そして、「“二兎追うものは一兎も得ず”で、どっちつかずになるのであれば、どちらかに決めた方が良い。決心して、今、こうしてティーチングの世界に進んで来ているのだから、それに、徹しなければ」と思えた。
もうひとつは、読んだ本の中の一説。
ティーチングプロとしての経験も浅かった頃は、その技術も未熟なために、色んな壁にぶつかり、(ティーチングプロとして)やって行く自信を、全く喪失してしまった時期も有った。
その頃に、ふと読んだのが、中村天風さんの本。
その本の中に、『道に迷ったら、立ち止まって、今、立っているその場所を深く掘れ』(どの本の中に書いてあったか、この言葉が確かな言葉かは不明)と言うようなことが書いてあった。
「進む方向が分からなくなって、立ち止まってしまっても、今、立っているこの場所を深く掘ってみれば、また、自分の進める方向も見えてくるかもしれない」と思い、この言葉には、我慢をしてみる気持ちと、希望をもらったような気がした。
余談になるが…
中村天風さんの本は、父に読めと薦められて何冊か読んだ。
他にも『楽しいという心のあるときには、辛い、苦しいという心は同居しない』
『人生とは、自己の命に喜びをできるだけ多く味わせるようにするところに、本当の生きがいがある。』
『どうせ死んでしまうんなら、笑って暮らすが得か、泣いて暮らすが得か。』
『思えば思うほど楽しく、考えれば考えるほど嬉しい事だけを心に描いて寝なさい。』
など、究極の積極思考だなと思える言葉が、多々出てくる。
支えられて、10年。
言葉に支えられ、何より、人に支えられて来た、10年だったと思う。
もう、10年?
まだ、10年?
正直に言って、この間、ティーチングプロとしての道をこのまま進むか、プレーヤーとして自分の可能性に、再び挑戦するかの間で、気持ちが揺れたことも有った。
また、ティーチングに対して、面白みや、やりがいを見出せなかった時期も有った。
そんな時に、私の心を支えてくれたのは、二つの言葉。
ひとつは、ティーチングかプレーヤーかで気持ちが揺れていた頃に、テレビの大河ドラマでやっていた、『(豊臣)秀吉』の中に出てきた言葉。
(何故かこの頃、日曜日に帰宅してから、このドラマを観るのが楽しみだった。)
ある日、「レッスンって疲れるなぁ~、人に教えることって難しいなぁ~、ハァ~」なんて思いながら帰って来て、「さぁ、秀吉、秀吉」と見ていると、竹中直人さん演じる秀吉が、(誰にどんな場面で言ったのかは、すっかり忘れてしまったけれど…)『人のために生きてこそ、人でござるぞぉ~』と叫んだ。
この言葉を聞いて、ゾクゾクゥ~と鳥肌が立った。
そして、思い浮かんだのは、レッスンを受けて下さっている方々の、顔・顔・顔。
「(ボールに)上手く当たったぁ~」と嬉しそうになさる、お顔。
1回ショートコースに行っただけなのに、「芝生の上にいるのが気持ち良かったぁ~」と、満足そうになさっている、お顔。
「上手くいかないんです。何とかして下さい。」と、訴えるような表情をなさる、お顔。
「自分自身の技術研鑽を第一に考え、レッスンは、片手間で…」なんて思っていた私の心に、ビリビリと響き、色んな方々の、色んな表情のお顔を思い出すと、涙が出た。
そして、「“二兎追うものは一兎も得ず”で、どっちつかずになるのであれば、どちらかに決めた方が良い。決心して、今、こうしてティーチングの世界に進んで来ているのだから、それに、徹しなければ」と思えた。
もうひとつは、読んだ本の中の一説。
ティーチングプロとしての経験も浅かった頃は、その技術も未熟なために、色んな壁にぶつかり、(ティーチングプロとして)やって行く自信を、全く喪失してしまった時期も有った。
その頃に、ふと読んだのが、中村天風さんの本。
その本の中に、『道に迷ったら、立ち止まって、今、立っているその場所を深く掘れ』(どの本の中に書いてあったか、この言葉が確かな言葉かは不明)と言うようなことが書いてあった。
「進む方向が分からなくなって、立ち止まってしまっても、今、立っているこの場所を深く掘ってみれば、また、自分の進める方向も見えてくるかもしれない」と思い、この言葉には、我慢をしてみる気持ちと、希望をもらったような気がした。
余談になるが…
中村天風さんの本は、父に読めと薦められて何冊か読んだ。
他にも『楽しいという心のあるときには、辛い、苦しいという心は同居しない』
『人生とは、自己の命に喜びをできるだけ多く味わせるようにするところに、本当の生きがいがある。』
『どうせ死んでしまうんなら、笑って暮らすが得か、泣いて暮らすが得か。』
『思えば思うほど楽しく、考えれば考えるほど嬉しい事だけを心に描いて寝なさい。』
など、究極の積極思考だなと思える言葉が、多々出てくる。
支えられて、10年。
言葉に支えられ、何より、人に支えられて来た、10年だったと思う。
日記を書き続けることさえ中々出来ない私にとっては
このように連続して、毎回違ったテーマでブログを続けられることに素直に感心しています。
これからも頑張って続けて下さい。なかなか気の利いたコメントも書き込めませんが・・・
今週末からのレッスン参加させてもらいます。、
自分のゴルフ(スウインング)がどのように変わるのか今から楽しみです(不安もありますが)。
ご期待に添えるかな?いえ、添えるように、頑張りますので、こちらこそ、よろしくお願い致します。
ブログは、思いつくまま、気の向くままです。
毎日とまではいかなくても、出来るだけ、思いつくまま、気の向くままに書いていきたいとと思います。
また、読んで下さいね!
気持ちを軽くしてくれる言葉。
確かに言葉に救われることってありますね。
それも思わぬ場面で、ドキッと心を打つ言葉に
出会ったりします。
多分普段は頭の中をただ通り過ぎていくだけの
言葉が自分の心が敏感になっている時に
反応するんだと思います。
ゴルフ雑誌を読んでいても一つのヒントで
突然「あっ、これだ!」と思い、すぐにでも
練習場に出掛け試してみたい様な言葉に
出会うこともあります。
最近感動した言葉
「上手く弾けない日が続いたとしても、原因が
自分である時点で、それは苦労でも挫折でも
ないですね。世の中には戦争とか自分に原因が
あるわけではない苦労を押し付けられている人が
沢山いるのに、上手く弾けないからスランプだ
なんていってられないですよ」
ジャズピアニスト・上原ひろみさん(24歳)
「弾けない」を「打てない」に変えればそのまま
ゴルフにあてはまってしまいます。
本当に「弾けない」を「打てない」に変えて…たとえ上手くいかないことが有っても、ゴルフが出来ること自体、恵まれていて幸せなことなんだと思って、穏やかな強い心でいれると良いですよね。
素敵な言葉の書き込み、ありがとうございました!