ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

「膝を付ける」よりも「下肢の回旋」

2016年02月18日 | 『ゴルフスイング体操(R)』
昨日のブログに、
膝関節のことを書いていたら、
その後のレッスンで、
「フォロー~フィニッシュにかけては、右膝を左膝の内側に付けろ…って言われた」とおっしゃっている方がいらっしゃった。^^;

その時、私は、
「なんとタイムリーな…。ちょうど今日のブログに膝のことを書いたんですよね」って心の内で思ってしまいました。

確かに、ゴルフスイングは、
フォローからフィニッシュにかけては、このように、
右膝が左膝の内側に付くような動きになります。



ですが、
この動きは、「膝」を意識しておこなう動きか?
と言えば、
そうではなくて、結果的に、そうなる動きです。

膝を内側に向ける筋肉としては、太もものやや深層、この辺りに付着している筋肉が有ります。(内転筋)



「膝を内側に…」なのであれば、この筋肉の働きだけ?って感じになりませんか?

もっと広く、脚に付着している筋肉に目を向けてみたら、



このようになっているのですよね。

そうすると、
この脚の動きは、



もっと、
この辺りに付着している筋肉の動きも使っておこなった方が、全身の筋肉の繋がりも、パワー出力も良くなるはずです。



だから、
「膝を内側に付けろ」と言うのであれば、
「脚(寛骨を含む)全体を捻じれ」の方が、
言葉として適切と言うことになりますね。(^-^)

フォローからフィニッシュにかけての、この動き、
大事なのは、
「右膝を左膝に付ける」ことではなくて、
脚全体を捻じることです。(^-^)/

身体の動きを指導する際、
言葉の使い方は、難しい部分も有るのですが、
やはり、どの関節の動きで、どの筋肉を働かせたいか…は、明確にイメージしておきたいものですね。

その結果、
「右膝をもう少し、左膝の内側に付けるような感じで動こう…」であれば、おかしくないと思います。(^-^)


※本日のブログは、右利きの方の場合で書きました。。
左利きの方の場合は、「左膝が右膝に…」になります。
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