ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

「昔」を振り返ってみて思うこと

2018年08月16日 | ゴルフ理論…私の見解
昨日、終戦記念日を迎えたことで、
私も、少し昔を思い返してみました。

私の少し昔は、たかだか20〜30年前のことですけど…。

自分のしてきたゴルフの練習を段階を踏んで、思い返してみると…

まず第1段階。
ゴルフをし始めた最初の頃、
レッスンに通った時は、
「上から叩け」
「ボールにヘッドを、このように当てろ」
「ボールの前の芝生を削れ、ボールの後ろを削ったらアカン」
「振り切れ」
そういうことを習った。

習いに行くと、
その日の私のスイングをベースに、
ワンポイント的なアドバイスをしてくれる。
そんな感じでした。

それでも、少しずつは、上達して行けましたけど…。
まぁ、これは、振り慣れた、練習することによって、少しずつボールに当てるのが上手くなった…ということでしょう。

そして、第2段階。
プロを目指すようになってからは、
師匠を探し、
上達に導いてくれる人を探した。
アマチュア時代よりは、プロとしての戦歴もある人は、より高度な技術を教えてくれるのではないか…と思った。
その時に教えられたことは、
練習の仕方。
こういう練習をせよ…とのアドバイス。
それと、師匠の練習を、一言も発することなく、質問できるような雰囲気もなく、無言のまま直立不動で、ずっと見ていたり…。
時にはラウンドを見ていただいたり…。

身体も大きくて、パワーのある人の打った弾道を見て、スゴイなぁ〜と思った。
どうしたら、あんな風に飛ばせるのだろう?…と思ったけれど、
体格も筋力も、自分とは全然違ったら、当たり前やん…ですよね。(^^;;

それから、第3段階。
ティーチングプロの資格を取得する際は、
どういうスイングになれば、ボールに上手く当たるのかを学んだ。
アドレスの形、スイング中のクラブの通り道など。
スイングプレーンスイング軌道、スイングアーク、ポジショニングなど、そういった言葉で学んだら、本格的なスイングの勉強のように思えた。
これを学んだ際は、こういうハッキリとしたものがあれば、練習しやすいんじゃないか…と思った。

そして、
私も、
こういう線を意識して、練習している期間が長くあった。



ゴルフスイング中のクラブの動き、
8時の位置では、9時の位置では、トップは、ダウンスイングは…というアレを一旦覚えて、
そこから、この線を引いて調整して行く…それが練習法だ、ティーチングの仕方だと思っていた時期も有った。

でも!
ティーチングをしているうちに、
これではダメだと思うようになった。

そこから、第4段階。

機能解剖に興味が湧くトレーニングを経て、
結局、正しいと言えるゴルフスイングの動きって、
身体が、筋肉や関節が上手く動いて、筋出力がスムーズにいく、
身体に無理な負担や不自然な動きが生じない、
安定した動きのしやすい「身体の動き」のことだろう…と思うようになった。


…昔を思い返してみて思う。

私が踏んできた、昔の第1や第2の段階を、現在も、ゴルフの練習やレッスンと思っておられる方って、結構多いのではないだろうか?…と。

第3段階の練習をしている人は、
アマチュアの方々の中でも、とても熱心にゴルフの練習に取り組んでおられる方ではないか…と思う。


でも、これからは、
人間の身体の仕組みが根拠となり、
その根拠が無かった第1〜第3の段階は、昔風のこととなり、
根拠を踏んでの第4の段階になって欲しい。(^.^)

時代の流れと共に、
ゴルフの練習法やレッスンに対する多くの方々のイメージも、
どんどん変わって行くと良いのにな…と思います。




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