「残す」ではなく「残るんです」

時々、質問されるのが、
「インパクトの瞬間は、ボールをよく見ておくんですか？」
「頭を残すんですか？」。

これ、
「インパクトの瞬間は、頭を残してボールをよく見ておきましょう」とは、
"簡単に"言えないところが有るんですよね。

「頭を残せ」では、
語弊が有るような気がして…。

花粉症ゆえ、マスク姿で失礼しますが…。(^^;;
私のインパクト前後の写真。
頭の向きに注目してください。
↓


「頭を残してボールをよく見て打っている」ように見えますが、
「頭を残そう」とは、一切思っていない…なんです。

では、
何故、このように「頭が残ってボールをよく見て打っている」ように見えるのか！？
それは、インパクト前後で、
右肩甲骨の内転・左肩甲骨の外転
↓
右肩甲骨の外転・左肩甲骨の内転
で、背骨を軸とした肩甲骨の動きの「入れ替わり」が有るから…です。

頭の位置は、背骨の動きと共に軸になっているだけ…ですね。

だから
「頭を残せ」ではなく「頭は残るんです」の方が表現として正しいように思えます。
また、「ボールをよく見て打て」ではなく、頭が残るが故に、インパクトの瞬間は「ボールが見えるんです」…でしょうね。

…私もボールを打っていて思うことですけど、
やはり、背中(肩甲骨)がスムーズに動いてくれると良いショットが出ますし、
反対に腕力で打ちにいってしまうとエラーが出る……。
「力んじゃダメ」だし、
またスイング自体の動きが雑になってもダメですね。(^^;;

皆さま、
『ゴルフスイング体操(R)』で、身体の動きをよく練習して、
反射的に打った時の身体の動きが良くなるように、
動作を習慣化させて行きましょうね。(^-^)



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