『合コン』で出会った男性2人と、話の流れで、ラウンドに行くことになった、その夜限りのかりそめのOLを演じていた、ティーチングプロのSさん。
「えらいことになってしまった…」と、ついゴルフの3文字を出してしまった自分自身を悔やむも、後のまつり。
お相手の男性お二人は、「行こう、行こう!どこに(どのコースに)行こう?いつ行こう?」と、徐々に顔が引きつってくるSさんを前にしながらも、盛り上がっている。
顔が引きつって来たのはSさんだけではなく、Sさんの友達の本当のOLの子も同じ。
チラッチラッと、Sさんの様子を横から心配そうに伺っていたのが、分かったらしい。
それでも、Sさん自身は「誘われたからには、行くしかないかな…」と思えて来て、友達の本当のOLの子に、片目をつむって、手でOKのサインを出して、目配せをした。
…Sさんの合コン初体験は、ラウンドの約束のおまけ付きで、無事にお開きになったのでした。(一夜限りのかりそめのOLのつもりだったのに、やはり、ゴルフとは、切っても切れぬのかぁ~)
その日を境に、慌てたのは、Sさんの友達の本当のOLの子。
「Sちゃん、どうする?本当は、ゴルフのコーチでした。OLなんて嘘ついてましたって言う?それとも、今ならまだ断れるかもよ…」と、焦り顔。
Sさん、心の中で考えた。
「約束したのに、断るのもなぁ、やっぱり行けませんなんて言ったら、本当は、100でなんかまわれないから、断ってきたと思われるかも…。それも、何だか面白くないしなぁ。こうなりゃ、徹底的に、ゴルフをはじめて3年のOLのふりをするしかない!」
なんて決心し、Sさんの心に、フツフツとイタズラ心が湧き上がって来た。
心配する友達の本当のOLの子をなだめながら、「大丈夫、大丈夫!私、100をたたく自信なら有るから!行こうよ!それより、あなたが、もう少し打てるようにしとかなきゃダメよ!ラウンドの日まで、特訓するよ!」と、その本当のOLの子の肩をポンと叩いた。
…一夜限りのつもりだった、かりそめのOLを、ラウンド中も続けなくてはいけなくなったSさん。
それでも、「ゴルフをはじめて3年のOLになりすまして、ブリブリぶりっ子しながらまわろ。ワァ~、何かメッチャ楽しそう、面白そう。こんな機会、あんまり無いかも…」と、考えるだけで、ワクワクして来た。
「どんな風にまわろ?どんな風にしたら、ゴルフをはじめて3年の女の子に見えるかなぁ?」
色々考えているうちに、はたと、自分の使っているクラブが、ブリブリぶりっ子できないクラブであることに気づいた。
ドライバーは、男物のしかもSシャフト。アイアンは、スチールシャフト。それに、サンドウエッジは、ソールのSの刻印が消えるほど磨り減っている。
「こんなの持って行ったら、びびられる」と、自分のクラブを目の前にして、愕然とした…。
「そうだ!お母さんのを借りて行こ!」
お母様のクラブは、レディスで可愛げの有るクラブ。このクラブなら、ゴルフをはじめて3年の女の子に見える。
クラブだけを借りて行こうと取り出して、自分のキャディーバックに詰め込もうとしたが…Sさんのキャディーバッグは、プロ使用の9インチ。
「ちょっと、待て…。このキャディーバッグも可愛げが無い…。」
結局、お母様の使っていらっしゃる可愛いアップリケの付いたキャディーバッグも、そのまま借りることにしたのだった。
お母様の使っていらっしゃっるクラブをキャディーバッグごと借りて、ネームタグだけ付け替えて…「あなた、一体どうしたの?」と、娘を怪訝そうに見つめるお母様の視線の背に受けながら、Sさんは、口元に嬉しそうな笑みを浮かべながら、鼻歌混じりに、『合コン』相手とのラウンドの準備をしたのだった…。
長くなったので、ラウンドの様子は、また、次回のブログで…。
私も、イタズラ心満載で、話を引っ張りたくなってきました(笑)!
「えらいことになってしまった…」と、ついゴルフの3文字を出してしまった自分自身を悔やむも、後のまつり。
お相手の男性お二人は、「行こう、行こう!どこに(どのコースに)行こう?いつ行こう?」と、徐々に顔が引きつってくるSさんを前にしながらも、盛り上がっている。
顔が引きつって来たのはSさんだけではなく、Sさんの友達の本当のOLの子も同じ。
チラッチラッと、Sさんの様子を横から心配そうに伺っていたのが、分かったらしい。
それでも、Sさん自身は「誘われたからには、行くしかないかな…」と思えて来て、友達の本当のOLの子に、片目をつむって、手でOKのサインを出して、目配せをした。
…Sさんの合コン初体験は、ラウンドの約束のおまけ付きで、無事にお開きになったのでした。(一夜限りのかりそめのOLのつもりだったのに、やはり、ゴルフとは、切っても切れぬのかぁ~)
その日を境に、慌てたのは、Sさんの友達の本当のOLの子。
「Sちゃん、どうする?本当は、ゴルフのコーチでした。OLなんて嘘ついてましたって言う?それとも、今ならまだ断れるかもよ…」と、焦り顔。
Sさん、心の中で考えた。
「約束したのに、断るのもなぁ、やっぱり行けませんなんて言ったら、本当は、100でなんかまわれないから、断ってきたと思われるかも…。それも、何だか面白くないしなぁ。こうなりゃ、徹底的に、ゴルフをはじめて3年のOLのふりをするしかない!」
なんて決心し、Sさんの心に、フツフツとイタズラ心が湧き上がって来た。
心配する友達の本当のOLの子をなだめながら、「大丈夫、大丈夫!私、100をたたく自信なら有るから!行こうよ!それより、あなたが、もう少し打てるようにしとかなきゃダメよ!ラウンドの日まで、特訓するよ!」と、その本当のOLの子の肩をポンと叩いた。
…一夜限りのつもりだった、かりそめのOLを、ラウンド中も続けなくてはいけなくなったSさん。
それでも、「ゴルフをはじめて3年のOLになりすまして、ブリブリぶりっ子しながらまわろ。ワァ~、何かメッチャ楽しそう、面白そう。こんな機会、あんまり無いかも…」と、考えるだけで、ワクワクして来た。
「どんな風にまわろ?どんな風にしたら、ゴルフをはじめて3年の女の子に見えるかなぁ?」
色々考えているうちに、はたと、自分の使っているクラブが、ブリブリぶりっ子できないクラブであることに気づいた。
ドライバーは、男物のしかもSシャフト。アイアンは、スチールシャフト。それに、サンドウエッジは、ソールのSの刻印が消えるほど磨り減っている。
「こんなの持って行ったら、びびられる」と、自分のクラブを目の前にして、愕然とした…。
「そうだ!お母さんのを借りて行こ!」
お母様のクラブは、レディスで可愛げの有るクラブ。このクラブなら、ゴルフをはじめて3年の女の子に見える。
クラブだけを借りて行こうと取り出して、自分のキャディーバックに詰め込もうとしたが…Sさんのキャディーバッグは、プロ使用の9インチ。
「ちょっと、待て…。このキャディーバッグも可愛げが無い…。」
結局、お母様の使っていらっしゃる可愛いアップリケの付いたキャディーバッグも、そのまま借りることにしたのだった。
お母様の使っていらっしゃっるクラブをキャディーバッグごと借りて、ネームタグだけ付け替えて…「あなた、一体どうしたの?」と、娘を怪訝そうに見つめるお母様の視線の背に受けながら、Sさんは、口元に嬉しそうな笑みを浮かべながら、鼻歌混じりに、『合コン』相手とのラウンドの準備をしたのだった…。
長くなったので、ラウンドの様子は、また、次回のブログで…。
私も、イタズラ心満載で、話を引っ張りたくなってきました(笑)!
続編楽しみです・・・(^^)v
明日が楽しみでーす。明日はラウンドです。頑張ります!!
ぶんさん、名乗り出て頂ける日を、楽しみにしています
ハニーミルクさん、明日のラウンド、頑張って下さいね!