『自分だけの北極星』

『誰しもいつかは自分だけの北極星が見えてくるはずだ』。
”自分だけの北極星”って、この時期にぴったりな素敵な表現だと思いませんか？

この言葉は、またまた茂木健一郎さんの本に載っていた言葉なんですが…素敵な表現だと思ったので、手帳に書き写しておいたもの。
今年の手帳をペラペラとめくって見ていたら、ふと、この言葉に目が留まり、「今の時期にピッタリやん…。これ、今日のブログネタにしよう…」って思った（笑）。

北極星を、ウィキペディア（インターネット上の百科事典）の概説で見ると…。
『北極星は地球の自転軸を北極側に延長した線上（天の北極）近くに位置しているため地球上から見るとほとんど動かず、北の空の星は北極星の周りを回転しているように見える。そのため北極星は天測航行をする際に正確な測定をするための固定点となり得る』と記してある。

”自分だけの北極星”とは、仕事をして行く際のビジョン、また、生きて行く際のビジョンを見つけて、それを見失わないと言うような意味で、このように表現されていた。

”自分だけの北極星”が見つかれば、周囲はどのように動こうと、自分のビジョンの固定点となる一番大切なものを見失わずにすむ。
”自分だけの北極星”が見えていれば、些細なことに動じず、いらない方に流されない、”ブレない”自分でいることができる。

”自分だけの北極星”って、よく分かる表現だと思った。

茂木健一郎さんの本には、難しくて私には付いて行けないと思えるくらいの文章も出てくるけれど、こういうロマンチックで素敵な文章表現も、時々、出てくる。
それがまた、素晴らしいと感じる。
だから、つい、何冊も買って読んでしまった（汗）。
今年は、一時、私の中で、茂木さんの本がマイブームだったなぁ～（笑）。

他人の北極星ではなく、自分だけの北極星を。
他人の北極星と比べない、自分だけの北極星を。
自分だけの北極星は、自分自身でしか見つけられない。
…そんな自分だけの北極星を、見つけておきたいものですよね。

やっぱり、手帳に書き写していただけあって（？）、”自分だけの北極星”って、何度読んでも、何度その意味を考えても、上手いたとえだなぁ～って、素敵な表現だなぁ～って、思います。