ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

人体の中で一番面積の広い筋肉

2012年12月09日 | 『ゴルフスイング体操(R)』
少し話を「引っ張っている」…ような感も有りますが…(^^;)

本日も昨日の続きです…。

「思い切って全身運動を…」と思い、
「肩甲骨からだ…」と決める前には、
「身体中のどの部位から動かし始めると、スイングの動作に繋がりやすい全身運動になるかな?」と、また、ガイコツくんやキンニクくんと「にらめっこ」しながら、考えました。

どこから動かすのが良いかな?
脚の裏の重心移動かな?
股関節での回転かな?
太ももの内側の内転筋かな?など、
最初は、「やはり土台は下半身かな?」と思い、下肢から、ガイコツくんやキンニクくんを、イメージの中で動かせてみていました。

だけど、足腰が動いて身体の回転のパワーが生じたとしても、そのパワーは、ここを↓

どのように「すり抜けて」腕や手先に届くのだろう?

と思っている時に、ふと、目に付いたのが、「広背筋」。

広背筋は、「腕と骨盤を繋いでいる」とも言えるくらいの、人体の中で一番面積の大きな筋肉。

下の写真の緑色の部分が広背筋。





この広背筋が、上手く働くと下半身のパワーが、手先まで届くのではないだろうか?

と、そんなことを考えて、自分の広背筋を「骨盤側から」動かそうとしてみました。

だけど、「骨盤側から」では、広背筋は、上手く動かせない。
動かせようと思っても、なんだか、「これって、広背筋が動いているのか、体側からお腹にかけてに付いている腹斜筋などが動いているのかどっちなんだろう?」と、感じました。

腹斜筋


このブルーのあたりからお腹側のかけての体側に付いている筋肉。

でも、腹斜筋が動いても、これは腕に繋がっている筋肉じゃないから、腕の振りのパワーには直結しにくい、やはり広背筋でなければ…と思いました。

そこで、「広背筋が働きやすくなるのは、どういう動き?」と、筋肉関連の本を見てみると、肩甲骨と上腕骨を繋いでいる筋肉のひとつの「大円筋」が、広背筋の動きを補助すると書いてありました。
そのため、大円筋は、広背筋を働かせるためのエンジンともなりうる筋肉で、広背筋の「小さなヘルパー」と呼ばれることもあると分かりました。

そうか、これが動けば



これも働くんだ。



だったら、肩甲骨から動かせた方が、広背筋が働きやすくなり、
そして、「広背筋が働けば、骨盤も動かされるはずだから、下肢の筋肉とも、動きが繋がる!」と思えました。

それで、肩甲骨から動かせてみると、
「あっ、これで、スイングに適する全身運動になるな」と思えましたし、
また、レッスンを受講中の皆さまに行なっていただいても、「肩甲骨だけを動かせているつもりなのに、いつの間にか全身運動になっている」と気づいていただける動きになると、「確認」することが出来ました。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『同時並列的に動く』に救わ... | トップ | 寒さの中で… »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。