そして、紹介されたのが『ダンロップゴルフスクール』。
「インストラクターですか?」と、そのお話を頂いた時は、あまり乗り気になれなかった。
だけど、「スイングのこと、もう1回勉強してみて、その上で、またプロテストにチャレンジしてみたらええやん。せっかく今までゴルフをして来たのに、ここで辞めたらもったいない。頑張れ!」と言われた。
思えば、研修生でいる3年間は、スイングに迷い通しの3年間だった。
練習すればするほど、迷いが大きくなって、一時は「研修生になる前の方が、上手かったんじゃないか」と思えるくらい、調子が最悪になってしまったことも有った。
見よう見真似で覚えたスイングは、「こう振れば良い」との確固たるスイング理論も無いままのものだった。
現在、私はティーチングを行うにあたり「スイングは、先ず”形”で覚えましょう。こういう風に振れば良いとのイメージを頭の中でしっかり描いて、その”形”に近づけようと練習して行くことが、上達の近道です」と、”形”や”動き方”に重点を置いている。
迷いながらや、分かっていないままの練習では、いくら練習しても上手くならない。
経験やカンだけに頼ったゴルフでは、実力にならない。
そう思うのは、研修生時代の3年間の苦い思いが有ってのこと。
…遊びのつもりで始めたゴルフだった。
「ソフトボールをしていたから」との理由で人からゴルフを進められて、「よく飛ばすから」との理由で「プロを目指してみたら…」と人から言われ、「助手にならないか…」と師匠のプロに言われ、「全く辞めてしまうのは、もったいない」と言われ、「資格を取れ」と会社(ダンロップ)から言われ…。
振りかえってみれば、人に背中を押されながら、私は、ゴルフに、このティーチングの世界に向かってきたように思える。
これが、私の運命だったのだろうか?(笑)
それでも、「生まれ変わっても、また、ゴルフがしたいか?」と尋ねられたら、今なら「したい」と答える。
もしも、今度も、今の私と全く同じような人間に生まれ変わったなら、ゴルフ部の有る大学に入りたい。(私の卒業した大学には、ゴルフ部が無かった。有れば入っていたかも…)
そして、4年間頑張った上で、日本全国を転戦するツアーを目指すよりは、そのまま大学に残り、ひとつの所にどっしりと腰を据えて、スイングやメンタルなど、ゴルフについてのあれこれを研究して行くような道に進みたいと思うかも。
初動負荷トレーニングの提唱者の小山浩史先生に、人間の身体の仕組みを考えた上でのスイングを教えてもらった時は、まさに目から鱗が落ちる感じで、興味をひかれた。(このあたりのことも、詳しくは、ホームページのプロフィール『ティーチングプロになるまで』を、ご参照ください)
ティーチングの資格を取得するために、講習会を受けている時は、それらの講習が面白いと思えた。
A級ライセンスを取得するまでには、長い年月もかかったが、「こういうことを勉強していくのは、私には向いている」とも思えた。
そう思えば、ゴルフは趣味としか考えていなかった私が、多少のまわり道や、紆余曲折を経てきたにせよ、”ここ”にたどり着いたのは、必然の結果だったのかもしれない。
はじめた頃は、好きでもなかったのに、ゴルフに向かって背中を押されたのは、親からもらったものが有ったからだと思う。
でも、”ここ”(ティーチングの道)にたどり着けば、自分でプレーするのとは、また違った知識や技術、研究や勉強が必要になる。
ここからは、自分自身の意志と努力で歩いて行かなければと思っている。
スポーツ選手じゃなかった期間のことは、ちょっと人生を幅広く生きたと思えば、悪くなかった。
趣味でゴルフをなさっている方々の気持ちを、私も経験している。
”ここ”にたどり着くまで、ゴルフ一筋で生きて来なかったことにも、後悔はしていない。
ただ、たどり着いたからには、”ここ”が天職だったと考え、取った資格を使命と考え、頑張って行こうと思っている。。。
日々精進、時々ブログ?(笑)
(この『趣味から仕事へ』は、書籍化のために書き足したもので、掲載日時は、後付けです)
「インストラクターですか?」と、そのお話を頂いた時は、あまり乗り気になれなかった。
だけど、「スイングのこと、もう1回勉強してみて、その上で、またプロテストにチャレンジしてみたらええやん。せっかく今までゴルフをして来たのに、ここで辞めたらもったいない。頑張れ!」と言われた。
思えば、研修生でいる3年間は、スイングに迷い通しの3年間だった。
練習すればするほど、迷いが大きくなって、一時は「研修生になる前の方が、上手かったんじゃないか」と思えるくらい、調子が最悪になってしまったことも有った。
見よう見真似で覚えたスイングは、「こう振れば良い」との確固たるスイング理論も無いままのものだった。
現在、私はティーチングを行うにあたり「スイングは、先ず”形”で覚えましょう。こういう風に振れば良いとのイメージを頭の中でしっかり描いて、その”形”に近づけようと練習して行くことが、上達の近道です」と、”形”や”動き方”に重点を置いている。
迷いながらや、分かっていないままの練習では、いくら練習しても上手くならない。
経験やカンだけに頼ったゴルフでは、実力にならない。
そう思うのは、研修生時代の3年間の苦い思いが有ってのこと。
…遊びのつもりで始めたゴルフだった。
「ソフトボールをしていたから」との理由で人からゴルフを進められて、「よく飛ばすから」との理由で「プロを目指してみたら…」と人から言われ、「助手にならないか…」と師匠のプロに言われ、「全く辞めてしまうのは、もったいない」と言われ、「資格を取れ」と会社(ダンロップ)から言われ…。
振りかえってみれば、人に背中を押されながら、私は、ゴルフに、このティーチングの世界に向かってきたように思える。
これが、私の運命だったのだろうか?(笑)
それでも、「生まれ変わっても、また、ゴルフがしたいか?」と尋ねられたら、今なら「したい」と答える。
もしも、今度も、今の私と全く同じような人間に生まれ変わったなら、ゴルフ部の有る大学に入りたい。(私の卒業した大学には、ゴルフ部が無かった。有れば入っていたかも…)
そして、4年間頑張った上で、日本全国を転戦するツアーを目指すよりは、そのまま大学に残り、ひとつの所にどっしりと腰を据えて、スイングやメンタルなど、ゴルフについてのあれこれを研究して行くような道に進みたいと思うかも。
初動負荷トレーニングの提唱者の小山浩史先生に、人間の身体の仕組みを考えた上でのスイングを教えてもらった時は、まさに目から鱗が落ちる感じで、興味をひかれた。(このあたりのことも、詳しくは、ホームページのプロフィール『ティーチングプロになるまで』を、ご参照ください)
ティーチングの資格を取得するために、講習会を受けている時は、それらの講習が面白いと思えた。
A級ライセンスを取得するまでには、長い年月もかかったが、「こういうことを勉強していくのは、私には向いている」とも思えた。
そう思えば、ゴルフは趣味としか考えていなかった私が、多少のまわり道や、紆余曲折を経てきたにせよ、”ここ”にたどり着いたのは、必然の結果だったのかもしれない。
はじめた頃は、好きでもなかったのに、ゴルフに向かって背中を押されたのは、親からもらったものが有ったからだと思う。
でも、”ここ”(ティーチングの道)にたどり着けば、自分でプレーするのとは、また違った知識や技術、研究や勉強が必要になる。
ここからは、自分自身の意志と努力で歩いて行かなければと思っている。
スポーツ選手じゃなかった期間のことは、ちょっと人生を幅広く生きたと思えば、悪くなかった。
趣味でゴルフをなさっている方々の気持ちを、私も経験している。
”ここ”にたどり着くまで、ゴルフ一筋で生きて来なかったことにも、後悔はしていない。
ただ、たどり着いたからには、”ここ”が天職だったと考え、取った資格を使命と考え、頑張って行こうと思っている。。。
日々精進、時々ブログ?(笑)
(この『趣味から仕事へ』は、書籍化のために書き足したもので、掲載日時は、後付けです)