ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

昨日の答えと、危険な修正方法

2012年10月18日 | ゴルフ理論…私の見解
さて、昨日の「問題」の答えです…(○´∀`)ノ゛



こういう風な動きになってミスショットを打ってしまった人を見ると、
大抵の人は、「ヘッドアップだ」とか「ルックアップになっていた」と指摘するかもしれませんね。

そして、修正方法としては、「頭を残せ」「ボールを見よ」と言う人が、もしかすると、多いかもしれません。

さらに、“理想的なスイングフォーム”を思い浮かべながら、「頭を残して、腕を前方に振れ」と言ってしまう人もいるかもしれません。

だけど、骨盤と顔の向きは同じでも、このような形になっていれば、どうでしょう?



インパクトした後の形になるので、目がボールから離れていても、おかしくはありません。
ヘッドアップだとかルックアップだと感じる人は少ないでしょうね。

だったら…、
これを



これにするには、



どこを修正すれば良いのでしょう?

「頭を残して腕を前方に振る」ではなくて、
「左の肩甲骨を背骨側に近付け、
右の肩甲骨が背骨から離れるようにする」です。

「またしても肩甲骨か…Σ(Д゜;/)/」と思われるかもしれませんが、
肩甲骨なんです…(o´・Υ・)ノ・*:

「頭を残して腕を前方に振る」のは、確かに、形としては修正できるかもしれませんが、
それでは、「頭は右に、上半身は左に」の動きとなり、下手をすると、首が雑巾を絞る時のように捻じれてしまいます。
首に、そういう力が強く加わった場合、どうなるでしょうか?
想像してみて下さい。
「痛めてしまいます」よね?
酷いと頸椎損傷です。
だから、こういう修正方法は「危険」です。

この形は、



「頭が早く上がってのエラー」と言うより、「左の肩甲骨を背骨側に近付け、右の肩甲骨を背骨から離す動きがスムーズに行なわれなかったが故のエラー」なので、
行なうとすれば、「左わきに、タオルやグローブを挟んで落とさないように振るドリル」などが良いでしょうね。

…だから、皆さまも、もしも、誰かに「ヘッドアップしていたぞ!」とか「頭を残してボールをよく見て打て!」などとアドバイスされたら、
その言葉通りを真に受けずに、
「ダウンスイング以降に、もう少し左の肩甲骨を背骨側に引き寄せないといけないのだな」と思った方が「無難だろうな」と思いますよ…*.゜:。(*`・∀・)b
もしくは、「もっと肩甲骨がスムーズに動くように、リラックスして振ろう」としてみて下さいね…v(*'-^*)-☆

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