夏の高校野球は、早稲田実業の悲願の初優勝で幕を閉じた。
今年の高校野球は、9回表に8点を取って逆転して、これで勝負は決まったかと思っていると、その裏に、また逆転(帝京vs智弁和歌山戦)など、力と力のぶつかり合う良い試合、本当に筋書きの無いドラマだなと、観ていて感動する試合が多かった。
そして、決勝戦は、この大会にふさわしいと思えるような15回+9回で計24回の二日間に渡る死闘。
観ていて本当にドキドキしたし、感動した。
甲子園…昔は、高校生のお兄ちゃん、そして同年代、ちょっと年下の男の子たちが全国の注目を浴びながら、地域の人たちの応援を受けつつ、全身全霊を賭けて、戦っている場所だった。
それが、今や、自分の息子でもおかしくない年代の子達が戦っている場になった。
高校生の頃、自分と同じくらいの年代の子達が甲子園に出ている時は、「野球をやっている子達だけが、頑張れば、あんな華やかな舞台が待っているなんて、良いなぁ~」と、羨ましく思った。
高校時代の部活は、真夏の炎天下で何時間練習していても、練習中は水も飲ませてもらえないと言う、今、考えれば、殺人的なもの。
しんどかった、辛かった…辞めたいと何度も思った。
辞めたい気持ちを踏みとどまらせたのは、ソフトボールが好きと言う気持ち。
自分には、ソフトボールしか無いというような、、、ソフトボールに賭けたいと思う、ちょっと幼くて青い、でもとても純粋な気持ち。
そして、同じ辛さを一緒に乗り越えている、同じ部活の仲間。
ソフトボールには、頑張っても、野球ほどの華やかな舞台は、待っていなかったけれど、それでも、友情とか、青春とか、責任感とか、そんな言葉に支えられながら、頑張れた。
この頃の想い出は、やはり、甲子園を観ていると、よみがえって来る。
県下で最も強かった高校と、インターハイへの出場をかけた大会の準決勝で当たり、7回の裏(野球は9回までだけど、ソフトボールは7回)1アウトまで、2-0で勝っていた。
それが最後に、逆転3ランホームランを打たれて、サヨナラ負けをした。
あの時の、センターの頭上を抜けて行く相手バッターの打球の様子は、それから以後、何年経っていても、時々、夢に出て来ることが有った。
早実出身の荒木大輔さんは、今回戦っている後輩たちに向かって、「甲子園は、想い出を作る場所。しっかり戦って良い想い出を作って下さい」と言うようなコメントを出していたが、本当に高校時代の部活は、その後の人生の支えになるような想い出を与えてくれるように思う。
色褪せないであろう想い出を大切に、胸を張って、これから以降の人生を立派にたくましく歩いて行ってくれると良いな…と、今は、自分の息子くらいの年代になった球児たちのことを、まぶしく観た。
しかし、今どきの高校球児は、飛ばす打球の距離といい、ピッチャーの投げる球種といい、体格といい…私たちと同年代が球児だった頃に比べると、随分レベルアップしているんじゃないかと感じた…。
今年の高校野球は、9回表に8点を取って逆転して、これで勝負は決まったかと思っていると、その裏に、また逆転(帝京vs智弁和歌山戦)など、力と力のぶつかり合う良い試合、本当に筋書きの無いドラマだなと、観ていて感動する試合が多かった。
そして、決勝戦は、この大会にふさわしいと思えるような15回+9回で計24回の二日間に渡る死闘。
観ていて本当にドキドキしたし、感動した。
甲子園…昔は、高校生のお兄ちゃん、そして同年代、ちょっと年下の男の子たちが全国の注目を浴びながら、地域の人たちの応援を受けつつ、全身全霊を賭けて、戦っている場所だった。
それが、今や、自分の息子でもおかしくない年代の子達が戦っている場になった。
高校生の頃、自分と同じくらいの年代の子達が甲子園に出ている時は、「野球をやっている子達だけが、頑張れば、あんな華やかな舞台が待っているなんて、良いなぁ~」と、羨ましく思った。
高校時代の部活は、真夏の炎天下で何時間練習していても、練習中は水も飲ませてもらえないと言う、今、考えれば、殺人的なもの。
しんどかった、辛かった…辞めたいと何度も思った。
辞めたい気持ちを踏みとどまらせたのは、ソフトボールが好きと言う気持ち。
自分には、ソフトボールしか無いというような、、、ソフトボールに賭けたいと思う、ちょっと幼くて青い、でもとても純粋な気持ち。
そして、同じ辛さを一緒に乗り越えている、同じ部活の仲間。
ソフトボールには、頑張っても、野球ほどの華やかな舞台は、待っていなかったけれど、それでも、友情とか、青春とか、責任感とか、そんな言葉に支えられながら、頑張れた。
この頃の想い出は、やはり、甲子園を観ていると、よみがえって来る。
県下で最も強かった高校と、インターハイへの出場をかけた大会の準決勝で当たり、7回の裏(野球は9回までだけど、ソフトボールは7回)1アウトまで、2-0で勝っていた。
それが最後に、逆転3ランホームランを打たれて、サヨナラ負けをした。
あの時の、センターの頭上を抜けて行く相手バッターの打球の様子は、それから以後、何年経っていても、時々、夢に出て来ることが有った。
早実出身の荒木大輔さんは、今回戦っている後輩たちに向かって、「甲子園は、想い出を作る場所。しっかり戦って良い想い出を作って下さい」と言うようなコメントを出していたが、本当に高校時代の部活は、その後の人生の支えになるような想い出を与えてくれるように思う。
色褪せないであろう想い出を大切に、胸を張って、これから以降の人生を立派にたくましく歩いて行ってくれると良いな…と、今は、自分の息子くらいの年代になった球児たちのことを、まぶしく観た。
しかし、今どきの高校球児は、飛ばす打球の距離といい、ピッチャーの投げる球種といい、体格といい…私たちと同年代が球児だった頃に比べると、随分レベルアップしているんじゃないかと感じた…。