『相性』を読んで、三浦友和さんの、こういうところが素敵だな…と思った箇所です…。
『「バチが当たる」
こんなことを他人に言うと、笑い飛ばされるかもしれないけれど、私は結構真剣に信じているんです。
現在、私にはこれを破ったら罰(バチ)があたる3つの決め事があります。
51歳ではじめた禁煙を守ること、ズルい生き方をしないこと、それと浮気はしないこと、このくらいのものですけど、自分の中の重要な決め事です。
世の中よくできたもので、ズルいことをやってその時はうまくいっても、長い目で見れば、やっぱりマイナスなんです。
浮き名を流すのは芸の肥やし、というような考え方をする人もいます。そういう人たちを否定する気持ちもありません。自分と違って「器が大きいんだな」と感心します。
浮気をしないというのは妻に対する、私の、けじめです。
これは妻に宣言したわけでもなく、自分の中で決め、そして遵守しているものです。』
「バチがあたる」って、友和さんも、お祖母様から言われた言葉のようですが…、
私も、祖母から、「神様は、いっつも、ちゃんと見てるねん。人の目はごまかせても、神様は見てるんや。誰も見てないからと思ってても、神様には見えてる。悪いことをしたら、バチがあたるんやで。」
って、小学生の頃に、そんなことを言われていました。
だから、友和さんの「結構真剣に信じている」とおっしゃるお気持ちは、よく分かります。
ズルいことも同じ。
人を見れば、利用することばかりを考えるような人、
利用価値が有りそうな人に近付く人、
自分が有利なように(得をするように)と、いつも考えている計算高き人、
そんな“ズル賢い”人は、必ず、どこかでつまづきます。
人が寄って来なくなります。
人が去って行きます。
その心根がいけないと、神様が諭してくれているから。
人と人との関係は、ドライに割り切らないといけない部分も有るけれど、
自分に良い影響を及ぼさないと思える場合は、疎遠になった方が良い場合も有るけれど、
それと、人を利用する“ズルさ”とは違う。
ズルいのは、自分の都合の良い時だけ、甘い言葉で近付いて、
その人を上手い具合に利用出来たらラッキーなんて考えている人で、
自分のことしか考えていないから、「心」が無い。
「愛」なんて、まるで無い。
ズルい人を、人は見抜きます。
また、見抜ける目は、持っていた方が良いと思います。
だから、友和さんのおっしゃるように、「その時は良くても、長い目で見れば、やはりマイナスだ」と私も思う。
“ズル賢い”より、“ひたむきさ”を信条としているような人が良いですね…(^^)
「浮気をしない」のも、「バチがあたる」とか「人の間をズルく立ち回る」のと同様かな…。
異性関係が派手で、それを芸の肥やしとしているような俳優さんや女優さんもいるだろうけど、
そうしていることによって、醸し出て来る妖艶な色香も有るだろうけれど、
そうしないことによって、その人が身にまとえる毅然とした色気って言うのも有ると思う。
私は、後者の人の方が好きだ。
「英雄、色を好む」って言葉が有るけど、英雄は、もてるだけです。
色を好んでばかりだと、英雄にはなれません…って思います(笑)。
また、「浮気は男の甲斐性」なんて言う人もいるけれど、
そうお思いの方は、そうなさり、ご自身でお稼ぎになったお金を、どぶにお捨てになると良いと思います(笑)。
百恵さんは『蒼い時』と言う著書の中で、
夫の浮気に関して…
『想像の範囲内で言ってみたら、私はおそらく、夫を許さないだろう。裏切りを知った瞬間から、嫌悪感が満ちあふれ、まず、体に触れられることすら拒否してしまうだろう。』とお書きになっていた。
友和さんは、これを読んでおられたかどうか分からないが…、
あれだけカッコ良ければ、すごくおもてになったでしょうに…、
百恵さんに、そうなって欲しくなかったから…、
誘惑の魔の手が、四方八方から伸びて来ても、浮気をなさらなかったのかもしれない…。
「潔癖」…。これも「相性」なのでしょうね…。
でも、「そうしよう」と決めたことを、ご結婚なさった時からずっと遵守なさっているのは、やはり、百恵さんに対する「愛」だし、友和さんの意志の強さだと思う。
かっこいい人です…(*^^*)
…と言う事で、本日は、『相性』を読んでの感想文でした…(^^)
『「バチが当たる」
こんなことを他人に言うと、笑い飛ばされるかもしれないけれど、私は結構真剣に信じているんです。
現在、私にはこれを破ったら罰(バチ)があたる3つの決め事があります。
51歳ではじめた禁煙を守ること、ズルい生き方をしないこと、それと浮気はしないこと、このくらいのものですけど、自分の中の重要な決め事です。
世の中よくできたもので、ズルいことをやってその時はうまくいっても、長い目で見れば、やっぱりマイナスなんです。
浮き名を流すのは芸の肥やし、というような考え方をする人もいます。そういう人たちを否定する気持ちもありません。自分と違って「器が大きいんだな」と感心します。
浮気をしないというのは妻に対する、私の、けじめです。
これは妻に宣言したわけでもなく、自分の中で決め、そして遵守しているものです。』
「バチがあたる」って、友和さんも、お祖母様から言われた言葉のようですが…、
私も、祖母から、「神様は、いっつも、ちゃんと見てるねん。人の目はごまかせても、神様は見てるんや。誰も見てないからと思ってても、神様には見えてる。悪いことをしたら、バチがあたるんやで。」
って、小学生の頃に、そんなことを言われていました。
だから、友和さんの「結構真剣に信じている」とおっしゃるお気持ちは、よく分かります。
ズルいことも同じ。
人を見れば、利用することばかりを考えるような人、
利用価値が有りそうな人に近付く人、
自分が有利なように(得をするように)と、いつも考えている計算高き人、
そんな“ズル賢い”人は、必ず、どこかでつまづきます。
人が寄って来なくなります。
人が去って行きます。
その心根がいけないと、神様が諭してくれているから。
人と人との関係は、ドライに割り切らないといけない部分も有るけれど、
自分に良い影響を及ぼさないと思える場合は、疎遠になった方が良い場合も有るけれど、
それと、人を利用する“ズルさ”とは違う。
ズルいのは、自分の都合の良い時だけ、甘い言葉で近付いて、
その人を上手い具合に利用出来たらラッキーなんて考えている人で、
自分のことしか考えていないから、「心」が無い。
「愛」なんて、まるで無い。
ズルい人を、人は見抜きます。
また、見抜ける目は、持っていた方が良いと思います。
だから、友和さんのおっしゃるように、「その時は良くても、長い目で見れば、やはりマイナスだ」と私も思う。
“ズル賢い”より、“ひたむきさ”を信条としているような人が良いですね…(^^)
「浮気をしない」のも、「バチがあたる」とか「人の間をズルく立ち回る」のと同様かな…。
異性関係が派手で、それを芸の肥やしとしているような俳優さんや女優さんもいるだろうけど、
そうしていることによって、醸し出て来る妖艶な色香も有るだろうけれど、
そうしないことによって、その人が身にまとえる毅然とした色気って言うのも有ると思う。
私は、後者の人の方が好きだ。
「英雄、色を好む」って言葉が有るけど、英雄は、もてるだけです。
色を好んでばかりだと、英雄にはなれません…って思います(笑)。
また、「浮気は男の甲斐性」なんて言う人もいるけれど、
そうお思いの方は、そうなさり、ご自身でお稼ぎになったお金を、どぶにお捨てになると良いと思います(笑)。
百恵さんは『蒼い時』と言う著書の中で、
夫の浮気に関して…
『想像の範囲内で言ってみたら、私はおそらく、夫を許さないだろう。裏切りを知った瞬間から、嫌悪感が満ちあふれ、まず、体に触れられることすら拒否してしまうだろう。』とお書きになっていた。
友和さんは、これを読んでおられたかどうか分からないが…、
あれだけカッコ良ければ、すごくおもてになったでしょうに…、
百恵さんに、そうなって欲しくなかったから…、
誘惑の魔の手が、四方八方から伸びて来ても、浮気をなさらなかったのかもしれない…。
「潔癖」…。これも「相性」なのでしょうね…。
でも、「そうしよう」と決めたことを、ご結婚なさった時からずっと遵守なさっているのは、やはり、百恵さんに対する「愛」だし、友和さんの意志の強さだと思う。
かっこいい人です…(*^^*)
…と言う事で、本日は、『相性』を読んでの感想文でした…(^^)