三浦友和さんの本『相性』を、一気に読みました…(^^)
良い本でした…。
この本は、三浦友和さんにロングインタビューをし、そこで語られたことが本になったらしいが…、
見た目や生き方のカッコ良さも素敵だが、内面は、“出るところは出る、引くところは引く”の、頑固さと謙虚さが上手い具合に絡み合っていて、“メタ認知”(自分を客観的に見て判断すること)のできる、かなり知性的な人だな…って思った。
そして、やっぱり素敵だ、これまで以上に、もっと尊敬する…って思った(*^^*)
本のタイトルが『相性』なのは…、
「夫婦円満の秘訣はなんですか?」と尋ねられて、「相性」だと思ったから…なんだそうだ。
『私は、素晴らしく相性の合う女性と結婚できたといえる。』
『私たち夫婦は本当に喧嘩をしたことがない。共に喧嘩で引きずる空気感が嫌いなのと、喧嘩をして初めて深くわかり合えるなどという説を、はなから信用していないからだと思う。』
…と書いておられた。
なんて、素敵なご夫婦…こういうのが理想だし…うらやましい限りでございます…(^^)
ただ、私が思った事は…、
なんとなく“馬が合う”と言うところから出発して→“相性が良い”→“素晴らしく相性が良い”に辿り着くまでには、お互い、それぞれに、譲り合ったり、理解しようとしたり、相手を思いやったり、自分の気持ちに折り合いをつけたりして、歩み寄ろうとなさる“努力”も、お二人には、当然有ったのではないかとは思う。
生まれも育ちも違う二人が、何の“努力”も無しに、最初から理解し合い、相手の考えていることが全て手に取るように分かる…なんて、有り得るのだろうか?…と思えるからだ。
友和さんと百恵さんは、そういう“努力”が自然に出来る、頭の良い人同士だったから、「我々は、相性が良かったのです」と、簡潔に言いきることができるのだろうな…と思った。
「オレの考え方は、こうだから」
「どうして、私の気持ちが分かってくれないのよ」
「私が、もしもあなただったら、そんな風にはしない」
などと、「私の考え」を押しつけて、「あなたも私の考えに合わせて」と言うのは簡単だけど、ワガママだ。
人は、それぞれに違うのだから、そういう意見の食い違いなど、どれだけ“馬が合っても”、“相性が良くても”有るはず。
全く無ければ、一心同体過ぎて、気持ち悪いくらいで(笑)、刺激も無いから、お互いに成長しない…と思う。
“同じ”部分も有るけど、“違う”部分も有るから、お互いの人間性が膨らみ、成長して行ける。
「自分と、どこか似ているな」とか「話していて楽しいな」「馬が合うな」と感じた人同士が、「我々は相性が良いのだ」とお互いが思えるようになるまでは、その人間関係を大切に育てて行こうとする、やはり“努力”も必要なのではないかと…、
お互いに対する優しい“思いやり”の気持ちが、「相性」を育てるのではないかと…、
「相性」も、実は、育てるものではなかと…、
友和さんと百恵さんは、自分たちにとっての大切なものを、「相性」として“やさしく”“あたたかく”育てて来られたのではないかと…、
私は、この本を読んでいて、そんな風に思った。
…『相性』が、売れたことによって友和さんに入る収益は、全て、震災関連への寄付となさるそうだ。←この心が素晴らしい(*^^*)
そのためも有るのか、どうだか…、
『相性』は、よく売れているようで、もしかすると、お読みになった方々も多いかもしれませんが、
私なりに「友和さんの、こういう考えが素敵だ」と思う箇所を引用してのblogを、また、明日以降に、書こうと思います(^^)
良い本でした…。
この本は、三浦友和さんにロングインタビューをし、そこで語られたことが本になったらしいが…、
見た目や生き方のカッコ良さも素敵だが、内面は、“出るところは出る、引くところは引く”の、頑固さと謙虚さが上手い具合に絡み合っていて、“メタ認知”(自分を客観的に見て判断すること)のできる、かなり知性的な人だな…って思った。
そして、やっぱり素敵だ、これまで以上に、もっと尊敬する…って思った(*^^*)
本のタイトルが『相性』なのは…、
「夫婦円満の秘訣はなんですか?」と尋ねられて、「相性」だと思ったから…なんだそうだ。
『私は、素晴らしく相性の合う女性と結婚できたといえる。』
『私たち夫婦は本当に喧嘩をしたことがない。共に喧嘩で引きずる空気感が嫌いなのと、喧嘩をして初めて深くわかり合えるなどという説を、はなから信用していないからだと思う。』
…と書いておられた。
なんて、素敵なご夫婦…こういうのが理想だし…うらやましい限りでございます…(^^)
ただ、私が思った事は…、
なんとなく“馬が合う”と言うところから出発して→“相性が良い”→“素晴らしく相性が良い”に辿り着くまでには、お互い、それぞれに、譲り合ったり、理解しようとしたり、相手を思いやったり、自分の気持ちに折り合いをつけたりして、歩み寄ろうとなさる“努力”も、お二人には、当然有ったのではないかとは思う。
生まれも育ちも違う二人が、何の“努力”も無しに、最初から理解し合い、相手の考えていることが全て手に取るように分かる…なんて、有り得るのだろうか?…と思えるからだ。
友和さんと百恵さんは、そういう“努力”が自然に出来る、頭の良い人同士だったから、「我々は、相性が良かったのです」と、簡潔に言いきることができるのだろうな…と思った。
「オレの考え方は、こうだから」
「どうして、私の気持ちが分かってくれないのよ」
「私が、もしもあなただったら、そんな風にはしない」
などと、「私の考え」を押しつけて、「あなたも私の考えに合わせて」と言うのは簡単だけど、ワガママだ。
人は、それぞれに違うのだから、そういう意見の食い違いなど、どれだけ“馬が合っても”、“相性が良くても”有るはず。
全く無ければ、一心同体過ぎて、気持ち悪いくらいで(笑)、刺激も無いから、お互いに成長しない…と思う。
“同じ”部分も有るけど、“違う”部分も有るから、お互いの人間性が膨らみ、成長して行ける。
「自分と、どこか似ているな」とか「話していて楽しいな」「馬が合うな」と感じた人同士が、「我々は相性が良いのだ」とお互いが思えるようになるまでは、その人間関係を大切に育てて行こうとする、やはり“努力”も必要なのではないかと…、
お互いに対する優しい“思いやり”の気持ちが、「相性」を育てるのではないかと…、
「相性」も、実は、育てるものではなかと…、
友和さんと百恵さんは、自分たちにとっての大切なものを、「相性」として“やさしく”“あたたかく”育てて来られたのではないかと…、
私は、この本を読んでいて、そんな風に思った。
…『相性』が、売れたことによって友和さんに入る収益は、全て、震災関連への寄付となさるそうだ。←この心が素晴らしい(*^^*)
そのためも有るのか、どうだか…、
『相性』は、よく売れているようで、もしかすると、お読みになった方々も多いかもしれませんが、
私なりに「友和さんの、こういう考えが素敵だ」と思う箇所を引用してのblogを、また、明日以降に、書こうと思います(^^)