夢向がーる（むこがーる）

昨日、帰宅してから、昨日、もらって来た、こちらの小冊子をじっくり読んだ。
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職業も様々、年代も様々、生き方も様々だけど、武庫川女子大学の卒業生の方々が、
学生さんのインタビューに応じ、自分自身の考えや、これまで歩んで来た道を語っておられた。

みなさん、それぞれに、自分で考え、自分のしたいこと、自分が生きられる道を探しながら、一生懸命に歩んで来られたんだんだなと思える内容だった。

その中で、印象に残った言葉を、いくつかご紹介しておきます。

「なんか自分よりもパワーが高くて、そばにいて緊張しちゃう人っていうのは、自分を高めてくれるんだって。それはそれは本当にそうだったと思う。」

「人生って必然だと思うので、クネクネ横へ寄り道をしているようなんだけれども、実は、それって寄り道じゃなかったりすることってある。パッと振り返った時に、一つのラインがクネクネに曲がっている方が、なんかそれこそ人生はアートじゃないけど、本当にそれくらいの方が、絶対に明日に踏み出す力になるかなって気がします。」

「社会に必要なことを自分の能力に合わせながらやって行けば、どの道に行っても日々の努力が花咲かせるでしょう。」

「私は今まで色んな回り道をしてきたけれど、どれも今に繋がっているから急がば回れも悪くないって思っています。」

「自分にはこれはできない、あれはできないって自分を限定して守りに入らずに、それをぶち壊していけば、違った面白さが発見できるかもしれない。自分がブレなければいいんじゃないかな。」

「人生ってね、どんな人にも、良いこと悪いことが同じ数だけやってくるんだって。私は不幸だーって言ってる人は、幸せを見逃してるだけなんだって。私は幸せだーって言ってる人は、不幸を見逃してるか、忘れてるか。」

他にも、書き出すとキリがないくらい素敵な言葉が、たくさん有った。

そして、みなさん、自分の人生を生きてる中で、巡り合った偶然や、自分の心と向き合ってもがいているうちに、今の道を見つけ、一生懸命に夢を持って、今も歩んでおられるんだな…と思った。

「受身はだめ。人への発信がある人はオーラがあります。」とおっしゃっていた人もいるが、本当に、
自分を語る言葉を持っている人、
人に発信できる言葉を持っている人って、
素敵に輝けるものだなと思えた。

「聞いて、聞いて、ぼくちゃんの話を、私の話を…」
じゃなくってね。

「自分は、こうだったよ。だから、自分は、こうして来た」と、自分の頭で考えて歩んで来た自分の道を語れる人。

そして、そのことで、人への励ましのメッセージを贈れる人。

そういう人って素敵。

ピリピリっとした厳しさも、時には感じたりするけれど、心根はあたたかい、
本当に、そういう人ほど、自分を高めてくれる人。

自分の心と向き合うこと。
そして辛抱と、
「置かれた場所で咲こう」とする気持ちと、
ダメでもいいやと行動してみることと、
自分なりの信念を持つことと、
自分を高めてくれる人との出逢い。

それらのことがトータルされて、人の人生や運命は開かれて行くんだな…、
なんとなく、私のこれまでの人生もそうだったよね…、
なんて思えた、素晴らしい小冊子でした。