現在、レッスン中に行って頂いている”ボール投げ”。
皆さま、お楽しみ頂けていますでしょうか?
「ゴルフの練習に来たのに、ボール投げ?」と思っておられる方もいらっしゃるかもしれませんね(苦笑)。
でも、「(寒いけれど)身体が温まる」「気分転換になる」「童心に戻れる」「ゴルフスイングとは違う身体の動きをすると、身体が気持ち良い」などのご意見も…。
寒い時期は、躍起になってボールを打つよりも、”スイングを良い感じにして行くための下ごしらえ”をする時期と思って頂けていればいいな…と思います。
その方法として、今年は、ボール投げ。
レッスン中に、「野球のピッチャーのようにボールを投げる時も、足から順に動かすように…」などと説明しても、実際に、そのようにボールを投げたことの無い人は、イメージとしてとらえにくい。
実際に投げてみれば、「足を一歩踏み出すと、それに連動して股関節が動き、胴体が重心の移動した方に動き、肩が動き、上腕が動き、最後に前腕が振られる」と言う、言葉にすれば、とてもややこしい動きが、「こういうことなんだ」と、分かる…と思う。
これまで、「キャッチボールはしたことが無い」とおっしゃる方々も、何週間か続けて、この”ボール投げ”を行って頂いているうちに、だんだんと上手になって来られている。
キャッチボールのような動きも、上手に行えるようになったほうが、身体の動かし方、使い方も上手になれると思う。(ゴルフスイングにとっては、間接的な方法だが、効果は現れるのではないかと、私自身は、少々期待している。)
また、ボール投げをしている時の腕への力の入り具合は、スイングを行う時の力の入り具合に似ている。
「どのくらいの力で投げていますか?腕には、どれくらいの力が入っていますか?その力は、クラブを持ってボールを打つ時と似ていますか?」とお尋ねすると、「クラブを振る時よりは、力を入れていない」「スイングする時は、この3倍くらいの力を入れて振っている」などとお答えになる方が多い。
アドレス時に、腕が硬直してしまう。
肩の辺りに動きの”ゆとり”が無く、固まってしまっている。
ボールを強く叩こうとして、インパクト時に腕の力が入り過ぎる。
スイング中のどこかで、腕に力を入れ過ぎる。
などは、スムーズなスイングの妨げになる。
だからと言って、腕の力は、全く使っていないかといえば、そうではなくて使っている。
だけど、どのような使い方かと言えば、ボールを投げる時の使い方に似ている。
速いボールを投げようとすれば、多少”力を入れて”腕を素早く振る。
この”力の入れ方”は、硬直とか固まるとか力むではなく…やっぱり、ボールを速く投げようとして、腕を素早く振る感じに、とても近い。
これまで、ボールを速く投げようとする時の腕の力の使い方については、”ふとん叩き”、”ハエ叩き”、”洗濯後の濡れたタオルを、シワをのばそうとしてバンバンとする感じ”と表現してきた。
だけど、ふとんは叩かない、ハエも叩かない、洗濯物は乾燥機で…と言うことになると…「じゃ、次は何て表現しよう?」と思い、その表現の仕方が難しかった(笑)。
今回、ボール投げをして頂くと、腕を素早く振ることも、出来てこられている方が多い。
「(ボール投げをしている間に)その感覚を覚えて、その時に使っている腕の力で、クラブも振って下さいね」と言うと、その力は、「今までの半分」「6割」「3割」などとおっしゃり、今までよりは少ないとお感じになる方がほとんど。
それを聞いて、腕にどれくらいの力が入っているかは、私自身も、レッスンの”盲点”となりやすいところだなと感じている。
腕に力が入り過ぎていると、スムーズなスイングの妨げにもなるし、身体の回転からのパワーをせき止めてしまうことにも繋がる。
重心移動によって身体から出てくるパワーのボール(道具)への伝え方、腕の力の使い方を、しっかりと体得して頂くためにも、もう暫くは、レッスン中にボール投げを行って頂こうと思っている。
ボール投げ。
「ゴルフの練習をしに来たのに…」と思わずに、単にクラブを振っているだけでは体得しにくいこと(身体の動く順番、腕の力の使い方)を、この練習で得られると思って、”楽しみながら”行って頂ければいいなと思う。
スイングを良い感じにして行くための”下ごしらえ”として、やらないよりは、やっておいたほうが、より良い感じを引き出せると思いますよ…きっと。
皆さま、お楽しみ頂けていますでしょうか?
「ゴルフの練習に来たのに、ボール投げ?」と思っておられる方もいらっしゃるかもしれませんね(苦笑)。
でも、「(寒いけれど)身体が温まる」「気分転換になる」「童心に戻れる」「ゴルフスイングとは違う身体の動きをすると、身体が気持ち良い」などのご意見も…。
寒い時期は、躍起になってボールを打つよりも、”スイングを良い感じにして行くための下ごしらえ”をする時期と思って頂けていればいいな…と思います。
その方法として、今年は、ボール投げ。
レッスン中に、「野球のピッチャーのようにボールを投げる時も、足から順に動かすように…」などと説明しても、実際に、そのようにボールを投げたことの無い人は、イメージとしてとらえにくい。
実際に投げてみれば、「足を一歩踏み出すと、それに連動して股関節が動き、胴体が重心の移動した方に動き、肩が動き、上腕が動き、最後に前腕が振られる」と言う、言葉にすれば、とてもややこしい動きが、「こういうことなんだ」と、分かる…と思う。
これまで、「キャッチボールはしたことが無い」とおっしゃる方々も、何週間か続けて、この”ボール投げ”を行って頂いているうちに、だんだんと上手になって来られている。
キャッチボールのような動きも、上手に行えるようになったほうが、身体の動かし方、使い方も上手になれると思う。(ゴルフスイングにとっては、間接的な方法だが、効果は現れるのではないかと、私自身は、少々期待している。)
また、ボール投げをしている時の腕への力の入り具合は、スイングを行う時の力の入り具合に似ている。
「どのくらいの力で投げていますか?腕には、どれくらいの力が入っていますか?その力は、クラブを持ってボールを打つ時と似ていますか?」とお尋ねすると、「クラブを振る時よりは、力を入れていない」「スイングする時は、この3倍くらいの力を入れて振っている」などとお答えになる方が多い。
アドレス時に、腕が硬直してしまう。
肩の辺りに動きの”ゆとり”が無く、固まってしまっている。
ボールを強く叩こうとして、インパクト時に腕の力が入り過ぎる。
スイング中のどこかで、腕に力を入れ過ぎる。
などは、スムーズなスイングの妨げになる。
だからと言って、腕の力は、全く使っていないかといえば、そうではなくて使っている。
だけど、どのような使い方かと言えば、ボールを投げる時の使い方に似ている。
速いボールを投げようとすれば、多少”力を入れて”腕を素早く振る。
この”力の入れ方”は、硬直とか固まるとか力むではなく…やっぱり、ボールを速く投げようとして、腕を素早く振る感じに、とても近い。
これまで、ボールを速く投げようとする時の腕の力の使い方については、”ふとん叩き”、”ハエ叩き”、”洗濯後の濡れたタオルを、シワをのばそうとしてバンバンとする感じ”と表現してきた。
だけど、ふとんは叩かない、ハエも叩かない、洗濯物は乾燥機で…と言うことになると…「じゃ、次は何て表現しよう?」と思い、その表現の仕方が難しかった(笑)。
今回、ボール投げをして頂くと、腕を素早く振ることも、出来てこられている方が多い。
「(ボール投げをしている間に)その感覚を覚えて、その時に使っている腕の力で、クラブも振って下さいね」と言うと、その力は、「今までの半分」「6割」「3割」などとおっしゃり、今までよりは少ないとお感じになる方がほとんど。
それを聞いて、腕にどれくらいの力が入っているかは、私自身も、レッスンの”盲点”となりやすいところだなと感じている。
腕に力が入り過ぎていると、スムーズなスイングの妨げにもなるし、身体の回転からのパワーをせき止めてしまうことにも繋がる。
重心移動によって身体から出てくるパワーのボール(道具)への伝え方、腕の力の使い方を、しっかりと体得して頂くためにも、もう暫くは、レッスン中にボール投げを行って頂こうと思っている。
ボール投げ。
「ゴルフの練習をしに来たのに…」と思わずに、単にクラブを振っているだけでは体得しにくいこと(身体の動く順番、腕の力の使い方)を、この練習で得られると思って、”楽しみながら”行って頂ければいいなと思う。
スイングを良い感じにして行くための”下ごしらえ”として、やらないよりは、やっておいたほうが、より良い感じを引き出せると思いますよ…きっと。