ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

以前の掲載から

2005年03月30日 | ゴルフ全般
ホームページ(http://www.aamgolf.com)を開設したのは、2001年12月28日で、このブログをはじめたのは、2004年の11月26日。
ホームページは、幾度か作り直しをしているため、以前に掲載していたものは、ほとんど省いています。

そこで、このブログをはじめるまでに、どんなことを掲載していたか…。
自分自身でも見直してみると、「こんなことを書いていたんだ、なんか恥ずかしい~」と思うことや、「これって面白い」と思える内容のものなど色々…。

その中で、2003年の7月に掲載していた内容から…。
この年は、ティーチングプロB級講習会を受講していた年で、ホームページには、講習会で、習った内容のことを要約して掲載していました。
以下が、掲載していたままの内容です。

~西田 保先生(名古屋大学 総合保健体育科学センター 教授)の『ゴルフ心理学』は、私自身とても興味深かったです。
「OBの出しやすい性格とは?」
 ☆『神経過敏タイプ』…神経が敏感過ぎて、プレッシャーにも敏感
 ☆『完全主義タイプ』…内向的な人に多い
 ☆『あきらめタイプ』…緊張感も集中力も無く、ダラダラとプレーする
 ☆『こだわりタイプ』…いつまでも頭の切り替えができない
 ☆『せっかちタイプ』…ティーグランドで待たされたりするとイライラする
 ☆『無謀タイプ』…自分の腕前を棚に上げ、できないチャレンジをする
そして、心理学も最終的には、「ゴルフを楽しむ!」にたどり着くのかも。
「スポーツにプレッシャーはつきもの。プレッシャーは、自分の考え方次第である。胸のドキドキは、スポーツをしている証拠。プレッシャーと仲良くなろう」ということで、まとめでした。

「講義が上手い」感じたのは、トレーニング学の田中誠一先生(東海大学体育学部 教授)。
何故か、その理由は…休憩時間をきっちり取って下さった上、全ての内容を話し終えて、予定時間の5分前には、講義が終了していたから。(だから、良かったと言う訳ではなく、講義時間の使い方がとても上手だと感じました)
ユーモアや雑談も交えながら、講義の要点を把握できるように話して下さったので、よく理解もできました。
講義の内容は、①ジュニアの為のトレーニング ②中高年者の為のトレーニング ③女性の為のトレーニング。

田中先生の講義に興味を示されていた方もいらっしゃいますので、簡単に講義内容をまとめておきますと、
①ジュニアの為のトレーニング…神経系(大脳・脊髄等)の発育は、6歳くらいまでで成人の90%、14~15歳頃で100%完成することに注目し(スキャモンの発育曲線より)、この時期には、裸足で歩かせるなどして、足底筋から来る脳への刺激を促すようにすると良い。
11歳~14歳頃のトレーニングとしては、長距離歩行や木登りなどが良く、自重(自分の体重)の範囲くらいまでの負荷で抗重力筋(下腿三頭筋・大腿四頭筋・脊柱起立筋など)や柔軟性を高められるようにする。
15歳頃からは、筋肉そのものを作って行く時期であるが、スロージョギングやストレッチングなどの運動があってこそ、高いトレーニング効果が期待できることを忘れさせてはならない。
…これから、夏休み。
小さなお子さん、ジュニア世代のお子さんをお持ちの方は、海や山へと繰り出してみられては…。
砂浜を裸足で歩く(日中の砂浜は熱くてとても裸足では歩けませんが…)、山に繰り出してフィールドアスレッチックで遊ぶことなどは、お子様の基礎的な運動能力を高めることに繋がりそうです。

②中高年者に対しては、生物学的な老化や生活習慣病の発症率が高くなっているため、健康度を考えた上で実施すべきである。
最も有効なトレーニングは、地上及び水中での”ウォーキング”。
体脂肪の調整、肺でのガス交換量の維持、心臓・血管の弾力性維持、血液の酸素運搬能力の維持に役立つからである。
トレーニング負荷は、日常の歩行よりやや早く30~40分に及ぶことが望ましく、220マイナス年齢の60~70%の心拍数(60歳の人であれば、220マイナス60の60~70%で1分あたり96~112拍くらい)で行うと良い。
このような有酸素運動は、心拍監視運動とも言われる。
また、老化による萎縮は、遅筋線維(赤筋)に比べ速筋線維(白筋)で早く起こることも述べられていました。

③女性の為のトレーニングでは、女性の月経周期におけるトレナビリティについてでした。
女性の月経の周期は約28日。この間は、剥脱再生期・増殖期・分泌期に分別される。
剥脱再生期と増殖期には、エストロゲンが分泌され、これは運動機能にプラス(促進的)に働く。
分泌期には、プロゲステロンが分泌され、これは運動機能にマイナス(抑制的)に作用する。
したがって、スポーツコンディションの良い時期は、月経後1週間~月経と月経の中間期。
反対に悪い時期は、月経の1週間前~月経期間中。
この差はそれほど大きなものではなく、むしろ心理的な影響が強いと考えられる。
しかし、スポーツ障害は、プロゲステロンが分泌されている期間中に起きていることが多いと、整形外科的な統計では、報告されているそうです。
また、アニカ・ソレンスタム選手が男子ツアーにチャレンジし、残念ながら予選落ちでしたが、田中先生は「この試合中に、アニカは、自分のベストを出し尽くせる状態であったかどうかだ」とおっしゃっていました。~

ブログに、どんなことを書こうかなぁ~なんて思っているうちに、アッと言う間に1週間。
最近になって、ホームページやブログをご覧になりはじめて下さっている方もいらっしゃるようなので、たまには、過去に掲載していた内容のことを再度掲載しても良いかなぁ~なんて……。

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