ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

回転軸のイメージ

2013年07月04日 | 『ゴルフスイング体操(R)』
皆さまは、スイング中の回転軸を、どのようにイメージなさっていますか?

レッスン中は、あるいはスイング体操では、仙骨や、肩甲骨を背骨側に寄せるや離すやらと言っておりますので、
「回転軸は、背骨」のようにイメージなさっているのではないか?と思いますが、
いかがでしょう?

そのようにイメージ下さっていればOKなんです…(^^)v

仙骨がまるで身体の中心に位置している「駒」のようになって、ギュンと身体を回転させる…。
だから、「回転軸は、仙骨、あるいは、背骨」で、身体全体は、螺旋状に捻じれると言うイメージならOKです。

回転軸、背骨。



で、螺旋状…。


(この図は、なんとなくのイメージですが…)

そのイメージが、体幹全体となると、
こんな風に…



スイングした時に、胴体全体を右や左に動かすようなイメージになって、



そういうイメージで身体を動かすと、「螺旋状に身体を捻じる」に比べると、「硬い動き」、大阪弁で言うと「ドンくさい動き」になるような感じがしませんか?

肩甲骨の動きは脊柱を介して骨盤を動かすし、骨盤の動きは脊柱を介して肩甲骨を動かせます。

それを、上記イラストのように、“ひとまとめ”にしてしまうと、動きに繊細さや柔らかさと言ったような感じのものが出にくい。
要は、身体の深部に付着している「インナーマッスル」が動き辛くなるような気がします。

以前のブログに、「インナーマッスル優位」とか「アウターマッスル優位」などの言葉を用いたことが有りますが、
この二つの動きを比べれば、上のイメージが「インナーマッスル優位」、下のイメージが「アウターマッスル優位」な感じになります。

…回転軸を、どのようにイメージするかで変わる、この二つの違い、なんとなくご理解いただけるでしょうか?

*インナーマッスルやアウターマッスルは、正式な解剖用語ではないそうですが、
身体の深層部に付着している筋肉をインナーマッスル、表面上に付着している筋肉をアウターマッスルと呼ばれることも有ります。

スイング中は、仙骨の回転の他に、上腕骨の骨頭が肩関節のところで、わずかに回転したり、股関節のところでの、大腿骨の回転を使ったりしますが、これらの回転軸は、太くイメージするより、細くイメージできる方が良いでしょうね…(*^^)v

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