また…？！

年末になってから飛び込んで来た、女子プロゴルファーのスコア改ざん事件。
トーナメントへの出場権を競うＱＴ（クオリファイントーナメント）の２次予選会でのことだったらしい。
今年は、男子の中西雅樹プロのスコア改ざん事件が発覚して、５年間の出場停止と２００万円の制裁金が課せられたばかりだった。
今回は…１０年間の協会員としての資格停止処分が下された。
試合には勿論出れない、協会員としてのレッスン活動も禁止。
改ざんした２６歳の滝浪愛プロには、最も選手として活躍できるであろう期間の活動が禁止され、ほとんど除名にも等しいくらいの処分が下された感じ。
厳しい処分だなと思うけれど、プロとしては、受けて当たり前の処分なのかも。
ＬＰＧＡの協会側としては、いけないことに対しては絶対にいけないと、断固として、とても重い処分を下したのだなと言う印象だ。

現在、ジュニアゴルファーの大会では、スコアの改ざん（ウソをついてスコアを少なく言う）や、卵を産む行為（ヒヨコが卵を産むと揶揄されている）が、横行していると聞く。
勿論、全てのジュニアゴルファーがこういうことをしているとは思わないが、ゴルフの本質を学ぶというより、プロを目指したいがための、スコア至上主義なのか…？
これまでには、聞いたことも無かった、有り得ないと思っていたような、プロのスコア改ざん事件は、そのジュニア時代の風潮を引きずってのことと言っていた人もいる。
だけど、プロの試合において、こういうことが二度と起こらないよう、再発防止のため…今回の１０年間の資格停止には、そういう”思い”も込められているように思う。

それにしても、年末も押し迫ってから、嫌なニュースが飛び込んで来たものだ…。