ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

『ゴルフ肘』発症の原因

2017年09月19日 | ゴルフ理論…私の見解
3連休明けの火曜日。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか?

さて、本日のブログは、
似ているようでも違う動きについて…です。

4枚の写真を並べた下の2つの写真。

これ、同じでしょうか?
それとも、違う!?

よ〜く、見比べてみてくださいね。





どうでしょう?

答えは、違う…です。

でも、
なんか、似ていますよね。(^^;;

写真の上は、
前腕を、先に回外させて、そのまま、肩関節を外転させた形。

写真の下は、
肩甲骨の内転に伴う上肢の回旋運動から、
肘関節を屈曲させた形です。

スタート(右上の写真)は、全く同じで、
出来上がり(左下の写真)も、同じような形に見えます。

でも、
実際におこなってみると、
この2種類は、違う動きだとお分かりいただけるのではないか…と思います。



そして、ここから、ですが…
『ゴルフ肘』って、時々、聞きますよね。
肘の内側が痛くなると言う。
(『ゴルフ肘』…上腕骨内側上顆炎)

この『ゴルフ肘』を発症しやすい人として、
写真の上のタイプでスイングしている人に多いように思います。

それと、猫背気味だったり、肩甲骨の可動が悪かったり…。

これは、色んなゴルファーの方々を、たくさん見てきた経験からの話しです。

ですから、
『ゴルフ肘』発症抑制のためにも、
やはり、
肩甲骨の可動域を良くすることと、
肘関節の酷使(特に前腕の回内・回外)は、避けたいものです。
(2枚の添付写真の上はNG、下を推奨)

たくさんボールを打って、
オーバーユース気味で痛くなるのは、
右利きの人なら、左肘の外側。
これは、インパクトの瞬間の衝撃による可能性が高いパターンです。

肘の内側が痛くなる『ゴルフ肘』になった場合、
再発を繰り返す場合は、
スイングフォームと、
肩甲骨の可動域に注意…です。

一般的に『ゴルフ肘』と呼ばれる症状は、円回内筋の炎症…。
それを考えても、
回内・回外でのリストターンは、
やはりダメなのではないかと…思います。

「肩甲骨パワー」を活かしたいですね。(^-^)
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