ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

「バテる」→「水分補給」

2014年06月25日 | 人として思うこと
今日は暑いですね。
こういう暑さの中でスポーツをする時には、水分補給を忘れずに。
って、今では、これが当たり前になりました。

でも、私たちが高校生くらいのときは、「練習中に水分を摂ったらバテる」などと言われ、真夏でも、一切、水分を摂らせてもらえませんでした。

みんなノドがカラカラ。
流れてくる汗を、きたないかもしれませんけど、なめていましたね。
そして、練習が終わった後は、ウォータークーラーのところで行列ができました。
思いっきりの体育会系だったので、こういう時も、先輩が先で、後輩は後でした。(≧∇≦)

それで、大事には至りませんでしたし、今では、昔の想い出の笑い話になっていますが…笑

今になってみれば、「よく、どうもなかったものだ。怖いことをしていたなぁ」と思います。

「熱中症予防には水分補給」。

これ、今では、ほとんどの方がご存知の常識となりました。

で、ここで、ふと、思ったんですよね。

じゃ、「熱中症予防には水分補給」と言われ始めた頃、それまで「水を飲んだらバテる」と言っていた人は、どう思ったのだろう?って。

自説を曲げずに「それでも水分補給はダメだ」と頑固に思っていたのか?
それとも、「水、飲んでもいいんだ、そうなんだ」って、自説を、あっさり覆されたのか?
誰かに、説得されて、渋々、ご納得なさったのか?
ご自身で、「水分補給をしないといけない理由」などを、お読みになったのか?

いずれにしても、それまで、「水を飲んだらバテる」と思い込んでいたものを、「摂らなきゃいけない」って分かった時は、軽くショックだったかもしれません。

でも、血液の濃度などの科学的な根拠を示されれば、納得せざるを得なかったでしょう。

そして、その一方では、「水を飲んだらバテる」と言われていた時代に、「熱中症予防には、水分補給が必要」の声を挙げた人の勇気や努力もあったはず。

今では「水分補給」が常識になりましたけど、ここに至るまでには、「バテる派」と「水分補給派」が、混合していた時代もあったでしょう。
言わば、「戦っていた」ような時代もあって、それを乗り越えて、現在の“みんなが知っている”常識になったのだと思います。

「バテる」→「水分補給」。

今になって思えば、時代は、科学的な根拠を基に、ちゃんと変わってくれて良かったですよね。(^-^)v

…あの「バテる」時代のまま進んでいれば、恐ろしいことになっていたかもしれないなとか、
「あんな時代もあったなぁ」と懐かしく想い出しながら、
今日に至るまでの「バテる派」と「水分補給派」の方々の「その時の心情」って、どうだったのだろう?なんて、ふと思ってみました。
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