ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

「腹に力を入れて振れ」とは!?

2014年03月27日 | ゴルフ理論…私の見解
今、このブログを読んでくださっている皆さま、ちょっとその場で、「腹に力を入れて」みてください。

おなかは、どんな風に動きましたか!?

おなかに力を入れた場合に収縮するのは、この紫色の筋肉です。



この縦に付着している筋肉が収縮するとどうなるでしょうか?

おなかが凹む。
もしくは、おなかが凹むことによって、背中が丸くなりますよね?

それで、なんですが…
ゴルフスイングの際、「おなかに力を入れて振れ」なんて言われることがありますね?

じゃぁ、おなかに力を入れたら、背中が丸くなって、前傾姿勢を保てたほうが良いはずのスイングが乱れやしませんか?
ってことになりませんか?… (・_・)エッ..?

また、ゴルフスイングを行なう際は、スイングアークという円弧が描けなくてはなりませんから、当然、体幹は、捻じります。

捻じれる際に働くのは、このオレンジ色やブルーの筋肉です。



オレンジ色やブルーの筋肉が身体を捻ろうとしているのに、真ん中で紫色の筋肉が頑張り過ぎちゃうと、かえって、身体は捻れにくくなるんじゃないですか?
あるいは、体幹の捻じれにブレーキがかかるとか…(^^;;

だから、ゴルフスイングの際、紫色の筋肉は、体幹が捻じられようとするのを、真ん中で耐えて、
オレンジ色やブルーの筋肉の動きを助けるようにして働くのです。

それが、筋肉の動きなんですけれども…
一瞬、おなかに力が入ったように感じられるので、「腹に力を入れる」なんて表現が使われるのでしょうね…(^▽^;)

まぁ、でも、この言葉、、腹に力を入れた場合に働く筋肉や動きを、即座にイメージできる人にとっては、少し違和感を感じる言葉かもしれませんね…(-∀-`; )

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