ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

片仮名の「コの字」の形を作るには!?

2014年03月28日 | ゴルフ理論…私の見解
さて、このところ、身体の動きを「内転」や「外転」などの言葉を用いて考える人のことを「標準語で話す人」、
そういう言葉を用いない人を「方言で話す人」として、このブログを書いています。

それで、なんですが…、
例えば、下の写真のような、
「ヘッドカバーを脇に挟んで、落とさないように振る練習を行いましょう。」というドリルを見たとします。




このドリルを見て、、
「どの筋肉に働きかけるドリルかな?どの筋肉のどういう動きを引き出すためのドリルかな?」と思うのが、標準語で話す人でしょうね。

一方、標準語を用いない人は、
「振り抜いたところで、このようにカタカナのコの字の形が出来上がれば、テコの原理が働いてヘッドスピードがアップする」と思うでしょう。



“見た目の形”は、このようになるのが、ゴルフスイングとしては正しいです。

そして、ここから先、
標準語で話す人は、
「身体の動きの法則で言うところの、どの動きと、どの動きの組み合わせで、その形になるのか?」と考えるでしょうし、
方言で話す人(←標準語の反対の意味で)は、
「とにかく、ここで、この形になるように…」の調整を試みます。

こういうことが、標準語を使う人と、方言で話す人の違いと言えるかもしれません。

だけど、見た目の形は、同じようでも、「どの筋肉の、どういう動きによって、この形が出来上がっているのか?」が、はっきりしなければ、「あいまい」なので、上手く出来なかったり、関節や筋肉に無理な負担がかかったりします。
そのことで「非常にしにくい動き」となり、身体がスムーズに動かなくなったりします。

だから、こういうドリルひとつにしても、(身体の動きの法則で言うところの)どの動きと、どの動きの組み合わせで、どの筋肉のどういう動きを引き出したいがためのドリルなのか?を、はっきりさせないと、
正しい形や良い形は、こうであるということは分かっても、上手く出来ないでしょうし、そこで無理矢理にでも出来るようにと練習してしまうと、体を痛めることに繋がるということです。

こういうことが、標準語を用いないことによって起きる“危なさ”ですし、
ここに書いたことは、その一例ですね…(^-^;

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