本日も「スイング体操を思いつくまでに考えたこと」…です。
このシリーズ(?)、ドドドッと書いて参ります…(^^)/
昨日のブログ、『皆さまとの合作』の続きのようになりますが、
時間をさかのぼります。
本日は、はっきりと「これが肩甲骨パワーだ」と認識していたと思える5年前の、それ以前のこと…。
ティーチングプロの研修をはじめたのは、もう17年前のことになりますから、その頃から、「肩甲骨パワー」を認識するまでの間、何をやっていたのか?を思い出しながら書いておきます。
先日のブログにもお名前を出させていただきましたが…、
初動負荷理論提唱者の小山先生のトレーニングを受けたことで、身体の仕組みや、人間のパワーの出力源に興味が湧き、そのことがティーチングの世界も面白そうと思うきっかけになったので、
ティーチングプロになる修行を始めた時から、「関節のこと、筋肉のことを大事に考えるレッスンがしたい」とは思っていました。
だけど、「小山先生に教えていただいた身体の使い方や出力法は、良いなと思ったけれど、あれは、『初動負荷トレーニングマシーン』が無いと伝授出来ない、無理…」と、どこかで思い込んでいました。
その「思い込み」にプラス、
こんなに長い期間(17-5=12年間)、一体「何をやっていたのか?」
思い出せる範囲で書いてみると、
資格取得のため、自分の練習。
資格取得と、それに伴う、ま、勉強やレポート書き、
スイング理論そのものの勉強や研修、
クラブ販売の助っ人、
それに、心理学に興味を持っていた時期も有りました。
「ゴルファーの心理は、思考状態から発生する」なんて考えて、
エゴグラムに基づく『ゴルファーのタイプ別診断』なんてのも作ったことも有りました。
でも、メンタル面への“テコ入れ”は、「自分の弱い部分やいけない部分を指摘される」ような印象が有ったようで…、
また、そこまでして上達を望みたい方よりも、気分転換、ストレス解消のスポーツとしてゴルフを楽しみたいとなさる方のほうが、ずっと多いのかも…と思ったので、
メンタル面のことに関して、あれこれと言うのは、程々にしておこうと思いました…(^_^;)
私自身は、「心理学やメンタルも追求して行けば奥が深いんだろうな」と思っていますよ。
興味も有ります。
だけど、茂木健一郎さんの著書を「面白い」と読み漁るようになってから、
この分野は、今後、脳科学と融合されて行くと、さらに、面白く、そして、もっと分かりやすくなるんだろうな…と思うようになりました。
少し話は逸れるかもしれませんが、脳科学が解明される以前のメンタルトレーニングって、ケースバイケースで、
「こういう時は、このようにしましょう」
「こういう気持ちになった時は、このように…」
「気持ちの切り替え方は、こういう方法で…」など、
色んな例を挙げて、その対処の仕方は教えてくれるんだけど、
学ぶ方としては、そのひとつひとつを覚えておかなきゃいけないのか?
と言うような印象が有りませんでしたか?
でも、そんなの20例30例と教えられても、実際のラウンド時に実践できるのは、そのうちの半分も有れば、すごく良い方…。
まるで、「スイングのポジショニングをいくら細かく教えられても、実際に振った時に意識できるのは、そのうちの2つくらい」って感じとよく似ていたかもしれません…(~o~)
それが、f-MRIの開発によって脳科学が発達し出してからは、
「あっ、だから、人間の心って、このように動くのか…」と言うのが、よく分かるようになって…、
メンタル面のコントロールも、脳科学の裏付けによって、しやすくなったのではないか…と思います。
ケースバイケースで考えなくても、脳の働きが、単純明快にズバリと、人間の心の動きを解き明かしてくれる…だから、「メンタルトレーニング」と呼ばれるような分野のことも、脳科学発達以前よりは、その根拠を含め、随分と分かりやすくなったな…と言うような印象を、私は、受けています。
メンタルには、脳科学。
スイングには、機能解剖学。
なんでしょうかね?…(^_-)-☆
で、話は、元に戻って…、
資格取得のために「ゴルフ」の勉強をしてみると、その「ゴルフ」の示す範囲は、広範囲に渡っていました。
クラブのこと、
シャフトのこと、
ボールの飛びの物理的なこと、
芝生のこと、
コース管理のこと、
コース設計に関すること、
スポーツ心理学、
カウンセリング、
生理学、
医学、
栄養、
ゴルフの歴史、
など…。
だから、このうちの「どれかひとつに絞る」ことは、興味は有っても、なかなか、それができなかったです。
ま、「ひとつに絞れなかったから…」と言うのは、勉強不足、努力不足の言い訳なんですがね…。
あと、機能解剖学をちゃんと基礎から勉強してみようと思っても、人間の筋肉はたぁ~くさん有るのに、それら全部の筋肉の名称や起始と停止部など、「こういうことを、まず、覚えなきゃ、機能解剖学は分からないのか…」と思いました。
「この山に登りたい」と思って、山の麓まで来たんだけれど、山を見上げた途端に、帰りたくなった…と言うような感じです。
まぁ、そういう時期も有りましたね…(;´Д`)
このシリーズ(?)、ドドドッと書いて参ります…(^^)/
昨日のブログ、『皆さまとの合作』の続きのようになりますが、
時間をさかのぼります。
本日は、はっきりと「これが肩甲骨パワーだ」と認識していたと思える5年前の、それ以前のこと…。
ティーチングプロの研修をはじめたのは、もう17年前のことになりますから、その頃から、「肩甲骨パワー」を認識するまでの間、何をやっていたのか?を思い出しながら書いておきます。
先日のブログにもお名前を出させていただきましたが…、
初動負荷理論提唱者の小山先生のトレーニングを受けたことで、身体の仕組みや、人間のパワーの出力源に興味が湧き、そのことがティーチングの世界も面白そうと思うきっかけになったので、
ティーチングプロになる修行を始めた時から、「関節のこと、筋肉のことを大事に考えるレッスンがしたい」とは思っていました。
だけど、「小山先生に教えていただいた身体の使い方や出力法は、良いなと思ったけれど、あれは、『初動負荷トレーニングマシーン』が無いと伝授出来ない、無理…」と、どこかで思い込んでいました。
その「思い込み」にプラス、
こんなに長い期間(17-5=12年間)、一体「何をやっていたのか?」
思い出せる範囲で書いてみると、
資格取得のため、自分の練習。
資格取得と、それに伴う、ま、勉強やレポート書き、
スイング理論そのものの勉強や研修、
クラブ販売の助っ人、
それに、心理学に興味を持っていた時期も有りました。
「ゴルファーの心理は、思考状態から発生する」なんて考えて、
エゴグラムに基づく『ゴルファーのタイプ別診断』なんてのも作ったことも有りました。
でも、メンタル面への“テコ入れ”は、「自分の弱い部分やいけない部分を指摘される」ような印象が有ったようで…、
また、そこまでして上達を望みたい方よりも、気分転換、ストレス解消のスポーツとしてゴルフを楽しみたいとなさる方のほうが、ずっと多いのかも…と思ったので、
メンタル面のことに関して、あれこれと言うのは、程々にしておこうと思いました…(^_^;)
私自身は、「心理学やメンタルも追求して行けば奥が深いんだろうな」と思っていますよ。
興味も有ります。
だけど、茂木健一郎さんの著書を「面白い」と読み漁るようになってから、
この分野は、今後、脳科学と融合されて行くと、さらに、面白く、そして、もっと分かりやすくなるんだろうな…と思うようになりました。
少し話は逸れるかもしれませんが、脳科学が解明される以前のメンタルトレーニングって、ケースバイケースで、
「こういう時は、このようにしましょう」
「こういう気持ちになった時は、このように…」
「気持ちの切り替え方は、こういう方法で…」など、
色んな例を挙げて、その対処の仕方は教えてくれるんだけど、
学ぶ方としては、そのひとつひとつを覚えておかなきゃいけないのか?
と言うような印象が有りませんでしたか?
でも、そんなの20例30例と教えられても、実際のラウンド時に実践できるのは、そのうちの半分も有れば、すごく良い方…。
まるで、「スイングのポジショニングをいくら細かく教えられても、実際に振った時に意識できるのは、そのうちの2つくらい」って感じとよく似ていたかもしれません…(~o~)
それが、f-MRIの開発によって脳科学が発達し出してからは、
「あっ、だから、人間の心って、このように動くのか…」と言うのが、よく分かるようになって…、
メンタル面のコントロールも、脳科学の裏付けによって、しやすくなったのではないか…と思います。
ケースバイケースで考えなくても、脳の働きが、単純明快にズバリと、人間の心の動きを解き明かしてくれる…だから、「メンタルトレーニング」と呼ばれるような分野のことも、脳科学発達以前よりは、その根拠を含め、随分と分かりやすくなったな…と言うような印象を、私は、受けています。
メンタルには、脳科学。
スイングには、機能解剖学。
なんでしょうかね?…(^_-)-☆
で、話は、元に戻って…、
資格取得のために「ゴルフ」の勉強をしてみると、その「ゴルフ」の示す範囲は、広範囲に渡っていました。
クラブのこと、
シャフトのこと、
ボールの飛びの物理的なこと、
芝生のこと、
コース管理のこと、
コース設計に関すること、
スポーツ心理学、
カウンセリング、
生理学、
医学、
栄養、
ゴルフの歴史、
など…。
だから、このうちの「どれかひとつに絞る」ことは、興味は有っても、なかなか、それができなかったです。
ま、「ひとつに絞れなかったから…」と言うのは、勉強不足、努力不足の言い訳なんですがね…。
あと、機能解剖学をちゃんと基礎から勉強してみようと思っても、人間の筋肉はたぁ~くさん有るのに、それら全部の筋肉の名称や起始と停止部など、「こういうことを、まず、覚えなきゃ、機能解剖学は分からないのか…」と思いました。
「この山に登りたい」と思って、山の麓まで来たんだけれど、山を見上げた途端に、帰りたくなった…と言うような感じです。
まぁ、そういう時期も有りましたね…(;´Д`)
スポーツ解剖学シリーズ『ゴルフ解剖学』が発売されましたね。すごそうです。
ところで、少しおもしろい選手が医学部ゴルフ界に出てきたので、紹介します。その名は辻田晴也さんです。彼は和歌山県立医科大学医学部医学科の1年です。中学時代には大阪府ジュニアゴルフ選手権2位、関西中学校ゴルフ選手権4位、全国中学校ゴルフ選手権で24位に入った男です。高校は天王寺高校に進学し、全国高等学校ゴルフ選手権に3回出場し、関西高等学校ゴルフ選手権では最高2位になるなどの活躍をしてきた。大学は和歌山県立医科大学に進学し、六大学交流戦では3アンダー69で回り、2位に13差をつけ圧勝し、西日本医科学生総合体育大会では2打差で敗れ2位、関西学生秋季新人戦では2位になった。将来は医者兼プロゴルファーになるかもしれませんね。 最近の若い選手は、強豪私立高校、大学に進学してからプロになる選手が多いだけに、この選手は異色ですね。楽しみです。
スポーツと医学の二足のわらじがあるので、楽しみですね。彼は将来スポーツ医学の分野で活躍するのでは?
研究者の道に進むかとも言われ、話題になったドラフト1位指名された慶応の福谷さんに負けずに、がんばってほしいですね。