ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

スイング理論を進化させるためには…

2012年11月29日 | 『ゴルフスイング体操(R)』
昨日のブログの最後の方に、私、『(日本の)ゴルフ界のスイング理論は、「遅れている」かもしれませんね…。』と書きました。

反対に、「一歩も二歩も進んでいるんじゃないか?」と思えるのが、韓国。

以前のブログにも引用しましたが…、
今年の賞金女王に輝いた全美貞選手の、こんなコメントが…インターネットだったかな?…に載っていたことが有りました。

「全美貞(ジョン・ミジョン=29) がこんなことを言っていた。
日本のゴルファーは球をどこにどう飛ばそうか、球にどうクラブを当てるか、を考えている。
韓国では違う。
球はどこへ飛ぼうが気にするな、いい形で繰り返しスイングできるように体に覚え込ませろ、と教えられんだと」

この一文が、端的に「韓国の指導法、韓国の理論」を物語っていると思いませんか?

私は、この一文を読んで、「やっぱりね…、そうだろうと思った…」って思いました。

「メンタルが強いから」とか、そういうことだけで、韓国の選手たちは、男女共に、こんなにたくさん、こんなに強くなったわけではないと思いますよ。

スイングを見れば分かります。

だけど、「そのことに危機感すら覚えないのかな?」と思える現状も少し有る…ように思います…Σ(´Д`;)

と、まぁ、プロの世界の話は、これくらいにして…(●´艸`)

…今の日本のスイング理論の基になっているのは、
「テイクバックの、ここは、こうして」「バックスイングの、ここでは、こうなって」あと、「ここでは…」「ここでは…」「ここでは…」「ここでは…」と、
とても事細かに、スイング各部でのクラブの動きや位置を詳細に説明している理論です。

そして、全体的な流れとして、「各部の動き」を、もっと詳細に説明できればできるほど良いのかな?と思って、色んな人が、色んなことを考えて、色んなことを言って、それらを理論として発信してきた。

で、みんな、それぞれに努力はして来たのだけれど、
残念ながら、突入してきてしまっているのが、
「色んな人が色んなことを言うから、それら全部を聞いていると、結局、どうやって振ったら良いのか、分からない」
と、お聞きになっている人たちの目を白黒とさせてしまう「スイング理論混迷時代」…。

この時代を抜け出すには、こんな時代を長く続かせないためには、
「どこかで」「なにかで」食い止めなければなりません。

食い止められる「手だて」を見つけましょうよ…と思います。

それで、「その“手立て”となりそうな物は何か?」と考えた時、
「これなんじゃないの?」と思うのが、
「人間の骨の仕組みや筋肉の付き方」
「人間の身体の内側」。

分かれば分かる程、「人間は、どんなに、もがいても、あがいても、自分の骨の仕組みや筋肉の付き方には、抗えない。抗ってはいけない…痛い目に遭う…(*_*;」と思います。

だから、ここを調べてみれば、何か、法則が見えるはずだ、
れっきとした理由になる何かが見つかるはずだ…と思うんですよね。

なので…
スイングの作り方を説明するのに、クラブを載せずに、
「骨ばかり」になっています…なぁ~んて…(●^□^●)ハハ

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