ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

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肩に注意…

2013年02月08日 | ゴルフ理論…私の見解
ハンカチ王子こと日本ハムファイターズの斎藤佑樹投手が
右肩関節唇損傷と診断されたそうですね。

数日前にインターネットのニュースで見ました。

肩の関節唇(かんせつしん)とは…、
肩関節窩の周囲に付いている、繊維軟骨性のリングのようなもの。




調べてみると、なんでも、関節窩の深さの50%は関節唇が担っているとのこと。
関節窩のくぼみを、この関節唇によって深くすることで、安定性を向上させているらしい…です。

…こういう構造を知ると、人間の身体は、本当によく出来ているんだな…って思いますよね。
誰が考えたんだろう?と思うくらい…(笑)

斎藤投手は、この関節唇を損傷したことによって、肩痛が起きていたのですね…。

野球のピッチャーは、やはり、よく腕を振るので、投球フォームの良し悪しに関わらず、こういう故障は起きてしまいやすいのかも…です。

また、ある週刊誌に載っていたのですが、
斎藤投手は、手術を回避して…
鳥取にある『ワールド・ウィング』に行ったのだとか…。
『ワールド・ウィング』は、初動負荷トレーニング提唱者の小山裕史先生のいらっしゃるトレーニングジム。
私も、昔、お世話になったジムです。

関節唇損傷の程度にもよると思いますが、斎藤投手、このトレーニングで、肩痛が軽減され、「何か」をつかみ、復活できると良いですよね。

応援していたいと思います。

…と、本日は、斎藤投手のことを書きましたが、

やはり、肩関節のこの部分は、


どんな競技を行なうにしても、あまりグラつかせず、

腕は、ここから先が腕なのではなくて、



ここから先が腕…のような使い方、振り方ができると良いですね。



それから、肩甲骨の柔軟性を高めるために、ゴムのチューブを使ってのエクササイズを紹介しているゴルフ番組を観たのですが、
観た限りでは、なんだか、ここが、若干、危なそうでした…。



ガクンとこの関節で、上腕骨が、このポジションからはずれてしまわないかな?



はずれてしまったら、危ない。
ゴムのチューブが伸びて戻る負荷もかかることを考えれば、尚更…。


もしも、ここを損傷したら大変です…。

ゴムのチューブを使ってのエクササイズを否定するわけでは有りませんが、ああいうエクササイズは、見よう見まねでやってしまうのではなく、
最初は、トレーニングの専門家などに、フォームチェックをしてもらいながら行なった方が、無難でしょう…。

肩甲骨周辺の柔軟性は、
こういう風に、上腕骨と繋ぐことで、そのパワーが発揮されるのですから、



いくら、肩甲骨周辺の柔軟性や可動域が拡がったとしても、腕を、
こういう感じで使ったのでは、そのパワーは発揮されないのですから、



皆さま、くれぐれもお気をつけ下さいね。

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