ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

”兄貴”の決断、”兄貴”の記録

2010年04月18日 | 読書 ・鑑賞・観劇録
阪神の金本知憲選手の連続試合全イニング出場が、1492試合でストップ。
このニュースを聞いて、「あぁ~、残念…」「ついに、この時が来てしまったか…」って思われた方が、多かったのではないでしょうか?
1シーズンを通して、全試合フルイニング出場なんてできる選手も、ごくわずかなのに、金本選手は、それを10年以上も継続されてきた。

試合に出られる身体のコンディション、試合に出ればチームのために活躍できる技術の上でのコンディション、それらが整っていないと、試合には出られない。
記録を作るためだけに、試合に出られるほど、プロの世界は甘くない。

後頭部にデットボールを受けても、立ち上がって、1塁ベースに走って行く。
その姿を見て、”鉄人”、”超人”を感じたのは、私だけではなかったはず…。

でも、記録は、いつかは途切れる。
その時は、どういう時なのか?
やはり、デットボールなのか?
怪我などのアクシデントなのか?
どういう時なんだろう?
とは、思ってきた。

今日で記録がストップしてしまったのは、金本選手自身の決断であり、「自分の記録のためにチームに迷惑をかけられない」との監督への懇願であったらしい。
金本兄貴らしい、男の決断だったようだ。

全イニング出場を何年間も続けるには、見えないところでの懸命の努力が有ったと思う。
尊敬すべき、アスリート。
プロとしてのド根性と、プロとしてのあるべき姿を見せてくれるプロ。

そんな金本選手を見習いたいと思っていて、心ひそかに「鉄人でいたい」と思っている人間が、ここにもいる…(笑)。
この十数年、体調不良や風邪などの理由で、レッスンを休講にしたことが一度も無い私。
金本選手の記録に比べれば、ささやかなことだけど、それでも、心のどこかでは、金本選手の凄さを見習いたいと思っていた。
生身の人間は、いつ、どうなるか分からない。
私のささやかな記録も、いつ、どんなことで途切れるか分からない。
でも、金本選手の残した記録と、その記録を積み重ねられた努力と根性は、記憶の中に留めておいて、これからも、励みにして行きたいものだ。

1492試合、本当にお疲れ様でした…と拍手を送りたい。

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