ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

肩関節の動きに注目

2018年05月25日 | ゴルフ理論…私の見解
本日は、まず、
このブログで「スイング1」と呼んでいる動きと、「スイング2」と呼んでいる動きの違いについて。

『ゴルフスイング体操(R)』は、「スイング2」をベースとして構成している体操なのですが、
ある時、テレビで、
ゴルフスイングの動きを、
こんな風に、クルマのハンドルを、左右に回すような動きであるように説明しているのを観て、
その動きって入る?
と思ったことをきっかけに、
比較を始めました。



ゴルフスイングの根本的な動きって、こちらじゃないの!?



肩甲骨の内転・外転
骨盤の水平外旋
肘関節の屈曲・伸展

関節の動きとして異なるのは、
前腕の回内・回外が入るかどうか?
それと、
肩関節(肩甲上腕関節)の内旋・外旋が入っているかどうか?
ですね。

クルマのハンドルを左右に回すような動きには、
この両方が入ります。

ですから、
「スイング1」と、



「スイング2」を比較してみて、



見た目でも分かりやすい違いとして現れるのは、
フォロースルーからフィニッシュにかけての左肩関節のねじれ。

壊れるとイヤなので、
「スイング1」のパターンで振る時も、
ねじれを抑えているので、大きな違いに見えないかもしれませんが…(^^;;

身体の動きの組み合わせから考えても、
「スイング1」の方が、
左の肩関節のところでの上腕骨のねじれが、大きくなります。





そういうスイングで良いのかどうか、
ここは、人体の構造をよく見て、考えたいところですね。

ゴルフ肘、肩関節の痛みの発症、腱鞘炎…(-_-;)


「スイング2」の方は、この形で、ピタッ!




で、
昨日のブログにも書いたベン・ホーガン氏のスイングを見てみましょう。
(後方からの動画も、Instagramに上がってきていましたので、その写真を…)



肩甲骨と上腕骨の繋がりが綺麗。



ピタッ!とした感じも出ています。



身体全体の動きを見ても、「スイング2」ですが、
他の競技においても、
才能やセンスの有る人は、「肩甲骨から腕を振るのが上手い」と言われるように、
ベン・ホーガン氏も、その一人だったかもしれませんね。

そして、
そのスイングを見るとき、
正面からの映像やクラブの動きで観察されたことによって生まれてしまったのが、
「スイング1」系のパターンだったのかもしれません。(^^;;


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