４５年前…

今夜未明に、２０１６年の夏季オリンピック開催地が決定します。
シカゴ、リオデジャネイロ、マドリード、東京。
一体、どの都市に決定するのでしょうか？

前に東京でオリンピックが開催された１９６４年は、私の生まれた年。
オギャーと泣くことと寝ることしか知らなかった頃に、東洋の魔女たちが活躍して金メダルを獲得していたんだなぁ～（笑）。
祖父母や両親は、「オギャー」と泣く私を尻目に（笑）、白黒のテレビで東京オリンピックを観戦していたんだろうなぁ～。

また、１９６４年は東京⇔新大阪間の新幹線が開通した年でもある。
なので、私は、高度経済成長期や安定成長期と共に、成長してきたようなもの。
日本が裕福になって来た頃に生まれて育った。
恵まれている世代と言えるのかもしれない。

１９７０年の大阪万博には、３度くらい連れて行ってもらったような記憶があるが、鮮明に覚えているのは、祖父に連れて行ってもらった時に、姉と二人で人混みの中、祖父とはぐれて迷子になったこと（笑）。
”迷子のお呼び出し”をしてもらっている間、４歳年上の姉は不安になったのか”ウエ～ン、グスグス”と泣いていたが、私は迷子になった事実さえ飲み込めず「おねえちゃんと一緒だから～」と、ヘラヘラと笑ってはしゃいでいて、警備員のおじさんに「この椅子に座って、じっとしていなさい」と言われたような記憶が有る（笑）。
アポロ１１号が持ち帰った『月の石』を見るために、両親と延々と並んでいたことも覚えている。
この時、私は小学校に上がる前～小学校１年生だった。

この高度経済成長期の頃のドラマ『官僚たちの夏』は（もう終わってしまったが…）、興味深くて、面白かった。
「そう言えば、子供の頃には、こういう風景が有ったなぁ～」と懐かしく思える場面も有った。

今回、東京がオリンピックの候補地になっていることで、４５年前の東京オリンピックの頃、そして高度経済成長期の頃の自分のことを、ふと思ってみました。