ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

大きな筋肉だけどね…

2013年03月13日 | ゴルフ理論…私の見解
ブログに骨盤の動きのことについて書いていて、
ふと思い出したこと。

本日は、余談です…(笑)

ゴルフスイングにおける下肢の動きについて、
あるゴルフ雑誌を見ていると、「お尻の筋肉を使え」なんて書いてあって、本当に、お尻をギュッと突き出している写真が掲載されていた。

大殿筋を指さして「ここ」と示されていたんですよね…。

それを見て、私は、「????」と思ってしまった。

何故か?については…、
まず、大殿筋が付着している箇所は…と言えば、先日のブログにも掲載しした、この筋肉です。



大きな筋肉ではありますが、このイラストを見ると、「体幹を回す筋肉」と言うより、脚を横に少し拡げる時に働く筋肉。
もしくは、脚を後ろに蹴り出した時に、最も収縮する筋肉だとは思いませんか?

骨盤を内側に向ける時には伸びて、外側に向ける時に収縮しそうではありませんか?

ゴルフスイングは、骨盤を、内側にも、外側にも向けますよね?
要は、捻転させます。

なので、この大殿筋は、ゴルフスイング時においては、アドレスの際、股関節の位置で、上体を前傾させた時には、少し「伸びる」筋肉であり、
フィニッシュで、右足がつま先立ちになった時には(右利きの場合)、ギュッと収縮するでしょう…と言う筋肉です。

だから、もしも、その雑誌に書かれていた通り、お尻にギュッと力を入れて、左右両方の大殿筋を硬直させたまま身体を回そうとすると…、
昨日のブログに書いた『深層外旋六筋』などが働きにくくなるため、
その動きは…、
昔、寺内貫太郎一家と言うテレビ番組で、樹木希林さんが、沢田研二さんのポスターの前で、「ジュリー~」と言って、お尻を振っていたような動作になるのではないか?…と思います。

あの腰の振りで、スイングしますか?

なんだか、腰を痛めちゃいそうですよね?

なので、「?????」と思った訳で…

大殿筋は、スイング時にパワーとなって、勿論、働くのですが、
たくさんボールを打った日は、大殿筋に筋肉痛は起きますが、
だからと言って、そこだけをズームアップするのはどうか?

ま、色んな理論が有るものですね…と思った「余談」でした…(つ∀`*)ノ゛

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