ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

スイング体操…Q &A

2013年05月14日 | 『ゴルフスイング体操(R)』
スイング体操のQ&Aを作ってみました。


Q :『スイング体操』って、一体、なに?

A :「スイング中の筋肉の動きを先に練習してから、クラブを振ってみましょう」
と言う練習法です。

「ゴルフスイングは、クラブをこのように動かせましょう」
との“クラブの動き優先”の練習法ではなく、
「ゴルフスイングを行なう際は、身体をこのように動かせましょう」
と言う、“身体の動き優先”の練習法であり、レッスン法です。

レッスンを受講下さる皆さまに、できるだけ、ゴルフスイングを単純に考えて、かつ、安全に練習していただけるように…と思い、考案しました。
スイング中の各部の動きを事細かに説明する“ポジショニング”からの開放と脱却を目指しました。



Q:クラブの動きを言わない理由は?

A:身体をこのように動かせば、クラブは、このように動く…ってところを考えるのは、私の仕事。
一回のスイングを行なうのに、クラブの動きも、身体の動きも…ってなると、スイングのイメージが複雑になり過ぎます。
たかだか2秒間の間に考えられることは、そんなに多くないから、スイングをスムーズに行なうためにも、できるだけシンプルなイメージでスイングできた方が良いですよね。

クラブの動きを考えなくても、スイング体操によって出来上がる動作のままクラブを振れば、スイングが出来上がっている状態になるので、スイング動作の習得も早くなると思いますし、スイング改造の際のストレスも軽減できるのではないかと思っています。




Q:スイング体操を行なうのに要する時間は?

A:約10分間。
15~20分程度かけて、みっちりと行なっていただく場合も有りますが、ラウンド前の準備体操代わりにも行なっていただきやすいように…と思い、約10分間に収めました。
要点さえつかめれば、ラウンド中のスイングチェックにもお使いいただけます。



Q:スイング体操は、どのようにして考えた?

A:人体の機能(関節の形や筋肉の付き方)を紐解きながら考えました。
考えの根本に有ることは、「全てのスポーツに共通する“身のこなし”が正しい…」です。



Q:スイング体操のキーポイントになる関節や筋肉は?

A:上半身は、肩甲骨であり、肩甲胸郭関節。
キーポイントになる筋肉は、肩甲骨に付着している筋肉全て。
下半身は、骨盤であり、仙腸関節。
キーポイントになる筋肉は、骨盤に付着している筋肉全て…でしょうか…。
ゴルフスイングは、全身運動です…(^^)
でも、強いて、強いてひとつずつ挙げるとすれば、
菱形筋と深層外旋六筋かな…?
ゴルフスイングは、身体を螺旋状に動かせて作るクラブヘッドの円運動なので、
脊柱を軸として、体幹部が動き出すことを考えれば…ですが…。



Q:そんな小さな筋肉を動かせることで、パワーになる?
身体からのパワーを発揮させるためには、できるだけ大きな筋肉が働くようにした方が良いのでは?

A:ゴルフスイングに求められることは、「より遠くに、より正確に」なので、飛距離を出すことも、もちろん必要です。
だから、できるだけ、身体に付着している大きな筋肉が働いてくれる方が良い。
でも、もっと良いのは、全身の筋肉が繋がるように動くこと。
つまり、全身の筋肉を使って振れるほど、パワーも発揮されやすくなります。
そういう筋肉の動きの繋がりをキネティックチェーンと呼んだりしますが、その繋がりは、大きくてパワーを発揮できる筋肉の繋がりだけではなく、
身体の深層部に付着している小さな筋肉の働きが有ってこそ、全身の筋肉が繋がるように動くようになるのです。

ですから、スイング体操では、表面上の大きな筋肉を伸ばし、深層部に付着している小さな筋肉を動かせて、そして、その動きによって表面上の大きな筋肉が動くようにして行きます。




Q:身体の硬い人や体操が苦手な人でも大丈夫?

A:スイング体操の基本は、ストレッチなので大丈夫です。
体操が苦手な方でも、ラジオ体操くらいならできるって方でしたら大丈夫です。



Q:“キツイ”ですか?

A:いいえ。そんなにキツクないと思います。
心地良い運動とか、気持ちの良い運動と言って下さる方が多いです。
四十肩が治った。肩凝りがマシになった。腰痛が緩和したとのご意見をいただくことも有ります。



Q:レッスン受講生の年齢差などは考慮していますか?

A:スイング体操は、「老若男女に関わらず、また、技術の優劣に関わらず、どなたでもスイングしやすくなる体操」を目標として、考案致しました。
また、スイング体操には、バリエーションが有りますから、体力面や柔軟性などを考慮して、そのバリエーションを変えて行なっていただくことも有ります。




Q:飛距離は伸びますか?

A:伸びます。
スイング体操は、筋肉の動きの繋がりを良くして筋肉の使い方そのものの練習なので、特別に筋トレなどをして筋肉を太くしなくても、飛距離は、伸びます。
また、動きがスムーズになればなるほど、弾道も、よりストレートになって行きます。




Q:スイング体操による練習法を推奨したいゴルファー層は?

A:全ゴルファー。
初心者の方からプロゴルファーまで。
(年齢を考慮したバリエーションを含めれば)年代層も、ジュニアゴルファーからシニアの方々まで。





Q:スイング体操のデメリットは?

A:こういう練習法は、今はまだ「珍しい」ので、ご理解をいただけるまでに、時間がかかるかもしれないこと。




Q:スイング体操のメリットは?

A:あらゆる面で、これまでのポジショニングや経験論に基づいた理論での練習法よりは、練習しやすいのではないか?と思います。
また、人体の機能を紐解きながら考えた練習法なので、怪我や故障の予防にもなると思います。

繰り返し行なっていただくことで、スイング動作の習得はもちろん、飛距離アップ、方向性アップ、さらには、姿勢の改善、身体の引き締め、などにも効果が有ると思います。



…と言う事で、興味を持って下さる方は、是非、スイング体操に、レッスンにいらして下さいませ…(^.^)/~~~


*ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

人体の機能に則したスイングを…と言う事で、考案致しました『スイング体操』については、ブログ内の『カテゴリー』→『スイング体操について』をご覧下さいませ。

ふざけたことも、ゴルフには全く関係の無いことも書いております、この『ゴルフの空』ですが…(笑)、
『カテゴリー』→『ゴルフ理論…私の見解』には、結構、真面目なことも書いております…(^^ゞよろしければ、こちらも、ご覧下さいませ。

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