ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

何がなんでも…part3

2013年01月29日 | ゴルフ理論…私の見解
ダンベルを、
ここから



ここへと挙げる時、



手先の力で挙げようとすると、体幹の筋力ではなく、腕に付着している筋肉の方が、働きやすくなるので、そのダンベルの重量は、腕にズシリとかかりやすくなる。

昨日のブログにも、
『手先の力でクラブを振っていると、その重量は、常に肘や手首にかかってしまうことになり、
結果、スムーズな振りや動きができにくくなるばかりでなく、
肘や手首の故障にも繋がりやすくなるのではないか…と考えられると思います。』と書きましたが…、

例えば、クラブを振った時や、練習した後、あるいは、慢性的に
ここや



ここに


痛みを感じる方は、腕力が優位に働くクラブの振り方をなさっているかもしれません。

よくプロゴルファーが、ゴルフ雑誌などで、「手首や前腕あたりの力を使ってクラブフェースの向きをコントロールする」なんて書いていますが、
その時の動きを見ると、肩(肩甲骨)も、一緒に動いているんですよね。
だったら、それは、全く手首や前腕だけの力を使っているわけではなく、
手首や前腕を動かせるために体幹の力も働いているのだ…と言えると思います。
体幹のパワーが伝播的に手首に伝わることによって、手首がグインと動くのだけれど、
その動きを、「これは手首の力だ」と感じてしまっているだけなのではないか…
と思います。

それより、やはり、「末端部位加速法」は、怪我や故障の原因となりやすいです。

理由は、上記と同様に、手首の力でダンベルを持ち上げようとすると、その重さは、手首ばかりにかかるから…です。

だから、「何がなんでも肩甲骨から」にこだわりたいのは、怪我や故障予防のためでもあります。

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