ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

「混乱」解消のためにも…

2018年07月10日 | 『ゴルフスイング体操(R)』
立っているだけで汗が滲む本日ですね。



皆さま、こまめに水分補給をして、熱中症に気をつけましょう。

…さて、
レッスンをしていて思うこと。

それは、
練習前に、
『ゴルフスイング体操(R)』を、しっかりおこなう"チーム"と、
軽く5分程度で済ませている"チーム"では、
上達度合いは変わる…
良い動きのスイング動作の身に付き方に、差がつく…
ということです。

スイングのメカニズム等に関する理解も、
『ゴルフスイング体操(R)』によって説明を受けて、ご理解なさっている"チーム"と、
そうでない"チーム"では、違います。
どのように違うかと言うと…
「混乱しない」と「混乱させられる」です。

レッスンを受講くださっている方々からのお話を伺っていても、
現在、ゴルフスイングの理論や練習法においては、色んな情報があり、まさに玉石混交状態ですが…( ̄▽ ̄;)
そのうちの、どれが「玉」で、どれが「石」か、
どれが「マユツバ物」で、どれが良いのか、
そういうことを、見抜けるようになっておられるのが、『ゴルフスイング体操(R)』を、しっかりおこなっておられる"チーム"の方々です。

だから、
私も、『ゴルフスイング体操(R)』を、よくご理解くださっている方々には、レッスンしやすい。
修正力も高いですし…(^-^)

ですが、
逆の場合は…
意思の疎通も上手くいかず、
なかなか面倒なことに…( ̄▽ ̄;)

こういった場合は、
やはり、一から、ちゃんと『ゴルフスイング体操(R)』を、やってもらえたら…と思います。

…仮に、
テイクバックを直すにしても、
「この位置に上げろ」と言われた時、



それを、太ももの横とか、
太ももから、どれくらい離れているかとか、
手の甲の向きとか、
フェイスの向きとか、
そういうことで、覚えます!???

そんなことで覚えても、
クラブの長さが違ったり、
傾斜が付けば、
変わる話じゃないですか。ヽ(´o`;

だったら、
仮に、そういうアドバイスをされたとしても、
「どういう理由があって、この位置なのですか?」と、
シュッと質問出来ないと…ですよね。(^^;;

アドレスから、わずかにヘッドを引いた「この位置」でも、
脚の動き、
骨盤の動き、
脊柱の動き、
肩甲骨の動き、
肩関節の動き、
上腕骨の動き、
前腕の動き、
手指の動き、
重心バランス等、
が組み合わさって「この位置」になるのです。

だから、
太ももの前とか、
フェイスの向きとか、
そういうことでは、語れない位置。
そんなことで覚えても、「融通の利かない」スイングになります。

…ゴルフと言えば、
ボールを打つことが主な練習になるため、
とにかく、1球でも多くボールを打ちたいと、
打つ気にはやる方もいらっしゃるでしょうけれど、
全身の筋肉の運動連鎖を作るには、
まずは「体操」。(^-^)

「体操」を理解できて、
しょっちゅう、やっているのであれば、
ボールを打つぞ…の練習前には、
5分程度の「体操」でも、オッケーですけど…。
まぁ、それでも、やればやるだけ良いのが、体操なので…。
また、ゴルフスイングを良くして行くための「間接的」な練習法でもないので…。

「体操」を、
しっかりやりたい気持ちを、持っていただけたらなぁ〜と思う、京都にいる朝です。(^-^)






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