ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

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心理学⇔脳

2011年11月05日 | ゴルフ理論…私の見解
ゴルフはメンタル面が、多分に影響するスポーツですよね。

ティーチングプロやプロ仲間の間でも、メンタル面のことに関しては、よく話題に上りました。
特に、入会テストを受ける時や、資格級を上げるためのラウンド審査の時には、みんな、やっぱり緊張するし、
ラウンドが終わってからも、知らず知らずのうちに、メンタル面のことが話題になっていましたね…(~_~;)

集中力をアップさせるには、
ろうそくの炎をじっと見る
自分の手の平を凝視する
作業法と言って、10×10のマス目に記された00~99までの数字を順に見つける作業を行なってみるとか、
妨害法と言って、ボールを打とうとする時に、あえて誰かに大きな声を出してもらい、それでも動じることなく、ふつうにボールを打つことができるように練習する
…などが良いと習い、実際にそれを行なってみたり。

また、精神力をアップさせるには、
写経をしたり
滝に打たれに行くとか、
ただひたすらにボールを打つだとか、
そんなことをしてみるのが良いんじゃないか…
なんてことを、少し笑って、でも、ちょっと真面目に話し合ったり…。

トーナメントに出場すれば、プロゴルファー稼業って、言わば、ギャンブルに行くようなものなので(稼げるか稼げないか、黒字になるか赤字になるかは、成績次第ですよね)、
だから…、
じゃ、ギャンブルをしている時でも、心が動じないようにするために、
パチンコをしてみようだとか、
ニギリながら(お金を賭けて)ゴルフをしようだとか…(ーー;)

まぁ、みんなで色んなことを言い合い、私も、色んな事を試してみたりしました…(笑)

「そんなに、ああでもない、こうでもないなんて話しているなら、練習した方が良いんじゃないの?」って言われそうですが、どんなに真面目に練習していても、ここ一番で、成績を出せなければ、その真面目さの意味も無くなってしまうんですよね。
だから、みんな、それ以上は、どうすれば良いんだろう?って、考えていたんだろうと思います。

その時には、心理学やメンタル面の本も、色々と読んでみたのですが…、
結構、難しくて、複雑…なような気がしました。
そして、それらを覚えておいて実践して行こうと思っても、結果が出るまでには、相当な時間もかかりそうでした。
人間が変わらないと、心理も変わらない、だから、時間がかかると思えたのでした。

今の自分を否定して、今の自分を変えて行かなくてはいけない、でないと、心理的に強くなれない。
心理的に強くなるためには、心に負荷をかけて、それに耐えられるようにして行かなくてはいけない。
心理的に強い人って、自分を律することのできる人。
って、そんなイメージも有りました。

そうこうしているうちに、何故だか、茂木健一郎さんの本に出会い…、
脳のことについて書いてある、いくつかの本を読むようになってから、
心理学やメンタルの本に書いてあったことが、「そういうことだったのか」「こういう理由が有ったからなのか」と、分かるような気がしたのでした。

ま、心理学と脳が結びついたと言うか、
脳の仕組みや機能によって、心理学がより分かりやすく感じられるようになったと言うか、
そんな感じです。

そして、脳のことについて書いてある本の中でも、茂木健一郎さんの本は、「できるんだよ」の発想を元にして書いてあるように思えたので、嬉しくなって、つい、色々と読んでしまった…と言う訳ですが…(笑)。

心理学の歴史に比べれば、脳科学の歴史は浅い…と思う。
fMRIと言う“機械”によって、脳のレントゲン写真(のような画像)が撮れるようになってから、脳科学の世界は、飛躍的に進歩、発展したらしいが…、
これからは、心理学の基礎として、脳の仕組みや機能が語られるようになるのではないか。
先ず、脳が分からないと、心理学は理解しにくいと言われるようになるのではないか。
(もう既に、そのように言われているかもしれないが…^_^;)
脳の本を読んでから、また、改めて、心理学の本を読んでみたら、「なるほどなぁ~」なんて思えた私は、そんな気がします。

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