達成できる確率が50％の目標

昨日は、「今年は、もっと公休日も活動的に過ごす！」と言う『目標』を書いた。

この『目標』に関して…、
アトキンソン(Atkinson,J.W.)の『期待価値理論』と言うのが有る。

これは、「達成できる可能性が50％あたりの目標に対して、一番やる気が高まる」…と言う理論。

簡単に達成できそうな目標なら、簡単に達成できてしまうので(笑)、やる気を高めるための目標にはなりにくい。
でも、だからと言って、達成するのは、到底無理と思えるような目標であれば、はなから「無理や」と、あきらめてしまいやすくなる(笑)。

このどちらでもない、「これくらいの目標であれば、頑張れば、何とかなるかな？」と思えるような目標、達成できる確率が、ちょうど50％あたりの目標に対して、人間のやる気は、一番高まるのだそうだ。

…そう言えば、茂木健一郎さんも、人間の脳は、偶有性の波にもまれた時に、一番、脳が喜ぶと書いておられた。
偶有性とは、「半分は予測できるけきるけれど、残りの半分は、どうなるか分からない」状態のこと。
その偶有性の波にもまれることで、人間は進化、成長して行けるのだと…。

『期待価値理論』と『偶有性』…、
言わんとしていることは似ている。

自分にとっての、達成できる確率が50％の目標を…。

その難易度を適切に設定して、自分自身のやる気を高めて行けると良いですよね…(^^)

…さて、私にとって「公休日を活動的に過ごす」目標は、達成できる確率が50％くらいなのだろうか？(笑)