ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

理論上の意思の疎通は?

2009年09月28日 | ゴルフ理論…私の見解
9月も、もうそろそろ終わり。
レッスンは、3ヶ月間で10回。
日が経つのが早いと感じると同時に、10回のレッスンも、アッと言う間に終わる気がしますね。

時々、レッスンをしていながら「皆さまがイメージなさっているスイングと、私がレッスンしたいスイングのイメージは、同じなのだろうか?どうだろうか?」と思うことが有る。

私がレッスンしたいスイングは、単純に言えば、股関節での身体の回転と、肩甲骨から動く腕の振りの組み合わせ。

「人間のパワーの出る源は、上半身は肩甲骨周辺に、下半身は股関節周辺にあります。そこから出力されるパワーを末端の筋肉にスムーズに伝達できるようにすると良いんです。」
こうおっしゃったのは、初動負荷トレーニングを教えてもらった小山裕史先生。
その小山先生からのアドバイスが下敷きとなって、それに、LPGAの資格取得の際に学んだことや、ダンロップゴルフスクールで教わったスイング理論、また、レッスンと言う実践の場で学んだことを加味して、私自身のスイング理論やレッスンの手法とさせて頂いている。

だけど、それがレッスンを受講して下さっている皆さまに、果たして、キチンと伝わっているのだろうか?と思う時が有る。

私がスイング理論として、説明していることは分かって頂けている。
でも、「上手く出来ない」とか、「分かったと思うんだけど、すぐに忘れる」とか、「出来たと思うんだけど、続かない」ようなら、私も、「それなら、練習を続けて頂ければ、大丈夫」と思って、安心してその人の練習を見ていられるし、ちょっとしたアドバイスを加えたりしながら、出来るようになって頂けるまで、じっくりとお付き合いをさせて頂こうと思える。

だけど、その人の口から出てくる言葉に「???」を感じたり、身体やクラブの動きとして”表現”なさっていることが、あまりにも、私の説明していることとかけ離れたりしていると、その人がレッスン歴の長い人であればあるほど、つい眉間にシワが寄ってしまう。

そして、世の中には、情報が氾濫していて、また、一人のゴルファーの周囲には、色んなことを言うゴルファーがたくさんいて、惑わされたり、迷わされたりも多いのかも…と思う。
(雑誌を読んでいたりなんかして分からないところが有れば、その雑誌をお持ち頂くのは、歓迎です)

レッスンを受けて頂くからには、キチンとスイング理論についての意思の疎通を図っておきたいと思う。

でも、でも、でも…。
事細かに、その理論を説明していれば、1レッスンの90分間では足りない。
半日かかる(笑)。

だから、区分けして、少しずつ説明して、少しずつ各部の動きに意識をして頂きながらの練習になるのだが…。
その各部の動きの練習を、「こんな練習をしたなぁ~」と覚えておいて頂いて、頭の中で繋げて頂ければ、全体の”形”を分かって頂けると良いなぁ~と思う。

(長くなりそうなので、続きは、次ぎに…)

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