ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

耐えきった時

2009年09月26日 | ゴルフ全般
「ショットが良くなって来て、それに伴って、スコアも飛躍的に良くなることって、有るんですかね?スコアが伸びる時って、どんな時ですか?」
レッスンを受講中の方から、こんな質問を受けた。

(スイングやショットが良くなったことは前提として…)
「スコアが伸びる時って、どんな時?」

私は、暫く(2~3秒)その答えを考えて、「耐えきった時」と言った。

そうすると、「耐えきった時なんですか?攻めきった時ではなくて?」と、その人は言った…。

この会話、面白くないですかね?

私が、「耐えきった時」と答えたのは、私自身の経験上。

ベストスコアを更新する時って、それまでに自分が経験したことの無い”領域”に足を踏み入れる時だから、当然、ドキドキする。
普段歩き慣れている道を歩く時と、全く自分が歩いたことも無いような道に足を踏み入れる時とでは、”怖さ”が違うのと同じ。
だから、ゴールするまでは、その”怖さ”に、やはり”耐える”ような気持ちになるかな?と思う。

少なくとも、私の場合、これまでを振り返ってみると、ベストスコアを更新した時や、「やったぁ~!」と思える嬉しいスコアの時って、「耐えきった時」だった。

ショットの調子が良くて、パーオンして、パー。
でも、そのパーオンしてパーが続くと、「なんで、バーディーが来ないねん!」と、バーディーパットをことごとくはずしていることに、イライラ感が募って来る時も有る。
だけど、そこで”耐えて”いれば、いつかバーディーが来る。
耐えられなければ、ボギーが来る。

また、ボギーが先行しても、そこで投げずに”耐えて”いれば、また、バーディーチャンスが来ることも有る。
投げてしまえば、パーどころか、また、ボギーが来る。

パーオンしなくても、寄せて”耐えて”、寄らなくても、入れて”耐える”。
そういう”耐える”ことが、たくさんできたラウンドの後って、嬉しいスコアになっていたり、自分が未踏だったスコアに辿り着けていたりする。

また、イヤなもの(強風や突風、雨、良くないコースコンディション、あまり馬の合わない同伴プレーヤーなど)に、”耐える”ことができた時。
そういう諸々の(スコアを出しにくくさせると思われるような)イヤなものに”耐える”ことが出来た時には、充足感の得られるラウンドになっていたりする。

…だから、私は、「耐えきった時」と答えた。

皆さんは、「スコアが伸びた時って、どんな時でしたか?」って尋ねられると、どんな時だったとお答になりますか?

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 退屈なほどの練習でも… | トップ | 理論上の意思の疎通は? »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。