ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

「正解」と「肝心」は、違うかも…

2013年04月10日 | 『ゴルフスイング体操(R)』
昨日までのブログに、グリップに関する個人差のことについて書きましたが…、
レッスンをし始めた頃は、


この写真の右側が「正解」と、言っていたんですね…私…(^_^;)

今となっては、「押しつけていて、申し訳ありませんでした」と思います…m(__)m

「正解」と言っていた根拠は…レッスンマニュアルに、そう載っていたから…なんです。
それを信じて、それを踏襲することが「正しさ」の伝授なんだと思っておりました。

だけど、レッスンを何年か行なっているうちに、
この正解やマニュアル通りのことは、あまり言わず、
その代わりに、『グリップの指体操』をよく行なっていただき、
その後で、実際にクラブを持って、『指体操』で出来上がった形で、
グリップを握ってみて下さい…。
そして、指とグリップの間に、隙間が開かないように、そのままグリップを左右上下に動かせたりしながら、グリップと手の平との密着度を高めて、
しっくりするように握って下さい…と言うようになりました。

何故か?
正解の形では握りにくいとお感じになる方もいらっしゃったし、
それぞれの指の働きが正しければ、それで良いのではないか?…と思うようになったから。

だから、それぞれの指の働きが、正しくできるように…との『指体操』だけ行なっていただき、あとは、個人差にお任せするようにして来ました。

この時に、「私は、こうやって握っている」とか「私は、こうやって握ると上手くいく」と言うのは、無しです。

だって、それを言っちゃうと、「私の形」の伝授になりますよね?

それを声高に言うから、ややこしくなる…。

現在のゴルフ理論が、ややこしくなってしまっている理由は、この辺りにも有るのではないでしょうかね?…なんて思っています。

…「ゴルフスイングって、色んな人が色んなことを言うから、結局、どうやって振ったら良いのか分からなくなる」。
こういうご意見を、なるべく少なくして行くためには…、
「肝心なこと」として、はずせない部分は、どこなのか?
必ずしも、そうならなくて良い部分はどこなのか?
個人差の生じる部分はどこなのか?
を明確にして行けると良いのでしょうね…と、グリップの個人差を考えながら、そんなことを思っている、今日この頃です…(笑)

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2 コメント

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グリップ (jx)
2013-04-11 09:19:18
グリップはあまり気にした事がなく、あくまでスクエアーに握る事くらいしか
考えてなかった。
ずいぶんと昔にグリップは、私の中では固まっていたからですね。

今回の先生のブログを見て、あれこれ極端にグリップを変えて試打してみました。

結果は、「あれぇ、これは面白い。グリップでこんなに弾道が変わるのか。」
と、再確認しました。

昔々の初歩の頃には、グリップでも悩んだんだろうなと、思い起こしてみた
のですが、既に記憶の彼方で、
改めてグリップの大切さを痛感しました。

有難うございました。
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Unknown (K)
2013-04-11 15:54:47
グリップは、私も、ついフックに握ってしまうクセを持っています。

テイクバックが、何だか引きにくいなと思ったら、グリップがフックになっていた…なんて時も…(^^;)

手は器用で、逆に色んな動きができてしまうので、時々は見直しながら練習しておく方が良いですよね…('∀`)

Jxさんの練習の参考にしていただけたようで、良かったです。
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