ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

正解は…

2009年02月06日 | ゴルフ理論…私の見解
さて、皆さま、『バックスイング A』と『バックスイング B』、『フォロースルー A』と『フォロースルー B』の違いを、よ~く観察して頂けましたでしょうか?

”良い方は、どちらでしょう?”の正解は、どちらも『A』。

『A』も『B』も同一人物(私…笑)なのですが、両方とも『A』の方が、腕が長く見えませんか?

この腕が長く見えることこそが、肩甲骨が働いている証拠。

ちなみに、私自身が『A』のスイングと『B』のスイングの両方で打ち比べてみると、アイアンで軽~く1番手くらい飛距離が異なります(『A』の方が、飛ぶ)。

現在、レッスンでは背中や肩の動きに意識を向けての練習を、かなり行って頂いていますが、これは、できるだけ『A』の形に近付ける練習です。

『A』のスイングの方が、いわゆる腰と肩との”捻転差”も大きい。

机上の勉強で、理論を追うだけなら、腰を回せば(股関節で骨盤を回せば)、その動きに連動して、背骨に”捻じれ”が生じて、ろっ骨の上で肩甲骨が”揺れる”動きも生じます。
そのために、腰と肩との捻転差が生じる。
だから、身体の捻転運動は、股関節の動きを中心に練習していれば、肩は”自然と”動いて来るはず。

だけど、実際にこれをレッスンで、現場で行って頂くと、グリップを握る硬さが強過ぎたり、肩に力が入り過ぎているためか、股関節は動くのに、肩が動かないケースが多く見られる。
肩甲骨が、背骨に近づいたり、背骨から離れたりするする”度合い”が少ないために、肩の動きが出にくい場合も有る。
このことによって、『バックスイング B』と『フォロースルー B』を繋げたようなスイングになりやすい。

なので、現在の肩の動きのみの練習、バックスイングを上半身は肩から動きはじめる練習は、できるだけ『バックスイング A』と『フォロースルー A』を繋げたスイングに近付けるようにとの試み。

これまで『B』だった方が、『A』に近づいて来られると、「ボールを打つのが、これまでより疲れる」「スイングって、全身運動なんですね」との感想を漏らされる。

それを聞いて、「そうですよ。ウエストなんかも引き締まります」なんて、冗談とも本気とも取れることを、私は言ってしまうのだけれど(笑)、結構、本気(爆)。

かなり一生懸命に、ここの部分(肩甲骨の動き)を出そうと練習して頂いている方は、本当に、今は、これまでより”疲れる”し、”しんどい”と思います。
疲れたら、休憩をして頂いて全然OKなので(本当ですよ)、惰性で打ってしまわないように気をつけて、この練習をした後は、しなかった時より、より『A』に近付けているように頑張ってみて下さい。

春には、なんだか身体がスムーズに動いて、飛距離も伸びたなぁ~と思える”結果”が出てくれば良いですね。。。

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