阿部ブログ

日々思うこと

大本営参謀・瀬島龍三 と 商社(三井物産・伊藤忠商事)の関係

2011年01月06日 | 日記
ドイツ・イタリア・日本の3国同盟締結後、参謀本部作戦部は、南方作戦立案のため作戦関係参謀をフィリピン、インドネシア、マレー、香港へ派遣した。

シベリア抑留後、伊藤忠商事に入り会長まで上り詰めた瀬島龍三大尉は、この南方作戦の事前偵察の為、三井物産社員を装い香港に派遣され、いかに九龍半島をおさえるかの視察を行った。

瀬島大尉は、どこから香港島を砲撃し北側から上陸するべきか?
これが難しいようであれば、香港島の裏側(南側)の何処に上陸するべきか?と言う戦術作戦上の判断する事前の地形偵察を実施した。

まあ、だからどうした?と言われると困るが、本日早朝からの小ネタ~。

リチウムイオン電池の概要

2011年01月06日 | 日記
リチウムイオン電池は、従来の電池を越えるエネルギー密度を持つ電池として登場し、1991年にソニー・エナジー・テックが世界で初めて量産化に成功した。

リチウムイオン電池は、正極と負極の間をリチウムイオンが移動することにより充電・放電を行う電池で、約3.7Vという高い放電電圧を持ちながら、リチウムの溶解・析出反応を伴わないため、500回以上の充放電に耐える性能を有する。(東芝のSiCBは約6000回の充放電が可能とされる)
このリチウムイオン電池は、正極材、負極材、電解液、セパレータ、バインダ/集電板なとから構成される。

正極・負極の電極材料としては、正極活物質としてコバルト酸リチウム (LiCoO2)、負極活物質としてはグラファイトやハードカーボンなど炭素材料が用いられているが、更なる高出力化、高容量化が求められており、各社において新規電極材料の研究開発がなされている。特に、自動車分野をターゲットにした開発が進められておりハイブリッド車の場合、放電容量(エネルギー密度)より入出力特性(出力密度)が重視されるため、電池のサイクル寿命の向上、安全性、低価格化が求められる。

リチウムイオン電池は、エネルギー密度や出力密度などの性能面で、他の蓄電デバイスに比べ優れているため、将来的にリチウムイオン電池が採用される製品用途は多岐にわたると考えられており、市場規模は2011年には、515億円、2014年には950億円に成長すると予測 されている。

リチウムイオン電池の需要は、今の所ハイブリッド車が高いシェアを占めており、今後、米国におけるグリーン・ニューディール政策の進展により更に需要が喚起されると考えられ、この米国においては蓄電池技術に関して戦略的かつ重点的に大規模な投資が行われている。

このリチウムイオン電池は、市場に登場してから十数年でエネルギー密度は2倍以上に達し、外装材としてのアルミの採用、ポリマー電池などのラミネートタイプの実用化といった技術革新を経て、今後も更なる軽量化・薄型化も進められている。
またリチウムイオン電池の低価格化については、本格的にハイブリッド、電気自動車が生産される2012年以降の量産効果により進むと考えられる。また、安全性を高める為、電池工業会がリチウムイオン電池の規格化を推進しており、これが実現すると部材の共通化などにより低価格化につながる可能性がある。

但し、中国でのレアアース禁輸措置などに代表されるように、レアメタル系資源に大きく依存するリチウムイオン電池の価格については、希少金属資源マーケット(コバルト、ニッケル、マンガンなど)の価格動向に留意する必要がある。

グローバル人材マネジメントのポイント

2011年01月06日 | 日記
海外で優秀な人材が企業を選ぶ視点は以下の通り。
 
 ①レジュメに書けるような良い仕事ができるか
 
 ②報酬は適切か
 
 ③良いポジションが得られるか
 
 ④自分の成長に役立つ知識、スキルを習得できるか
 
 ⑤企業の価値観と自分の価値観が合うか
 
 ⑥将来性のある企業戦略をもっているか
 
 ⑦経営トップを尊敬できるか

海外におけるリーダー人材活用については、企業が求める人材像と人材要件を明示する事が非常に大切である。
また様々な職務を経験させるために必要とされる知識と技能を適切な時期・タイミングで与え、様々な体験を積ませる事。

もしグローバル人材が社内にいなければ採用するしかないが、従来どおりの面接重視での採用は見直すこと。
これが肝要。そうでしょう。短い時間での面接でその人物の価値が判断できる筈がない。

社内に人材がいる場合には、企業として求めるリーダー像を経営者自らが明示して育成する。また配置や処遇を実績・能力に応じて行なう事は当然。