阿部ブログ

日々思うこと

台湾の国立忠山科学技術研究院がジャイロ取得に動く

2018年04月18日 | 雑感
台湾は、中国からの強襲侵攻を想定した実射を伴う演習を実施する。この演習は定例だが、中国の演習は不定期で台湾へ圧力を加え緊張をもたらすのが目的だ。中国人民解放軍空軍は4月にH-6K、Su-30、J-11などが宮古海峡から太平洋に出て、台湾周辺を一周した。またバシー海峡で空母・遼寧が戦闘演習を行っている。
台湾周辺での中国の軍事演習は珍しくなく、定常的に台湾一周する偵察行為は日常茶飯事である。

そんな中、国立忠山科学技術研究院(NCSIST:National Chung-Shan Institute of Science and Technology)が、レーザー式ジャイロの取得を目指している。雄風 IIE (HF-2E) ミサイルに実装するのだろうが、台湾が調達希望は600基で更に増える可能性がある。台湾はF-35の取得を目指すなど対中脅威に対処する為、自主防衛能力を高める努力を行っている。高く評価したい。
対米依存100%の日本も見習うべき。安易な路線を踏襲してきた防衛省・自衛隊の人心を含め一新が必要。