三軒茶屋に本社がある「武藤工業」が指向性エネルギー積層造形方式による3Dプリンタを販売している。
指向性エネルギー積層造形は、金属粉体を供給しつつレーザーなどで溶融させて堆積させる技術で結合させる技術。武藤工業の3Dプリンタはアーク溶接の原理でアルミやマグネシウム、チタンなど金属材料を溶かして積層するもので、積層時間が極めて短いのが特徴。積層後は、切削する必要があるが、この時間を勘案しても武藤工業の3Dプリンタを使った方が早く安いだろう。
指向性エネルギー積層方式の3Dプリンタは、DMG森精機やヤマザキマザテックが製造販売しているが両社はレーザーで材料を溶かしている。今後は、武藤工業も複合加工マシンへとシフトし、より大型で早く安く造形できる3Dプリンタの開発が期待される。前述のDMG森精機やヤマザキマザテックや松浦機械製作所の複合加工マシンは、積層しつつ切削する方式で、出来上がりはピカピカ。少し補正して射出成形機にかけて製品を打つ事が出来る。実際に松浦機械製作所の複合加工機で金型を作って製品製造に使っている会社がある。パナソニック。いや、松下電工だ。門真方面で、我々に言及する時は松下電工と言って欲しい、との強い要請があった。空気清浄機の金型に使っているようだが、10万ショットはいけるようだ。目指すは100万ショットとの事。因みに松浦機械製作所の3Dプリンタは松下電工が供与したパテントで製作しているもの。
クリス・アンダーセンの「MAKERS」はオバマの2012年大統領教書をトリガーとした3Dプリンタの第3次ブームは既に去ったが、実は本格的な開発競争が始まっている。2016年以降は、エプソンやキャノンがインクジェット方式の3Dプリンタの販売を開始するとしているし、リコーは3Dプリンタのサービスをスタートさせている。いよいよ日本勢が参戦するが、故障が多い現状の3Dプリンタには不満が多い。品質の高い日本製3Dプリンタの登場は、国内はどうかわからないが、世界では期待されている。武藤工業にも頑張ってもらいたい。
指向性エネルギー積層造形は、金属粉体を供給しつつレーザーなどで溶融させて堆積させる技術で結合させる技術。武藤工業の3Dプリンタはアーク溶接の原理でアルミやマグネシウム、チタンなど金属材料を溶かして積層するもので、積層時間が極めて短いのが特徴。積層後は、切削する必要があるが、この時間を勘案しても武藤工業の3Dプリンタを使った方が早く安いだろう。
指向性エネルギー積層方式の3Dプリンタは、DMG森精機やヤマザキマザテックが製造販売しているが両社はレーザーで材料を溶かしている。今後は、武藤工業も複合加工マシンへとシフトし、より大型で早く安く造形できる3Dプリンタの開発が期待される。前述のDMG森精機やヤマザキマザテックや松浦機械製作所の複合加工マシンは、積層しつつ切削する方式で、出来上がりはピカピカ。少し補正して射出成形機にかけて製品を打つ事が出来る。実際に松浦機械製作所の複合加工機で金型を作って製品製造に使っている会社がある。
クリス・アンダーセンの「MAKERS」はオバマの2012年大統領教書をトリガーとした3Dプリンタの第3次ブームは既に去ったが、実は本格的な開発競争が始まっている。2016年以降は、エプソンやキャノンがインクジェット方式の3Dプリンタの販売を開始するとしているし、リコーは3Dプリンタのサービスをスタートさせている。いよいよ日本勢が参戦するが、故障が多い現状の3Dプリンタには不満が多い。品質の高い日本製3Dプリンタの登場は、国内はどうかわからないが、世界では期待されている。武藤工業にも頑張ってもらいたい。