阿部ブログ

日々思うこと

伊勢神宮の式年遷宮~米座(こめくら)から金座(かねくら)へ

2013年04月08日 | 日本
今年の正月に書いた『平成25年は伊勢神宮と出雲大社の遷宮の年』にもあるように伊勢神宮の式年遷宮の年である。また60年に一度の出雲大社大遷宮の年でもある重要な年。

現在の伊勢神宮・内宮、外宮共に東の御敷地である「米座(こめくら)」に鎮座されているが、今年は西の御敷地である「金座(かねくら)」に遷宮される。伊勢では、東の「米座」の時代は平和で、西の「金座」は変化・激動の時代と言い伝えられており時代が式年遷宮を期にして、世の中が大きく変化している。

確かに地政学的にも戦争の時代へとトレンドが変わっている。経済、金儲け一辺倒だった日本も、いよいよ経済だけではいけない国際環境にあることを日々感じている事と思う。

さて式年遷宮のクライマックスは、9月に行われる『心御柱奉建』(しんのみはしらほうけん)。これは御正殿中央の床下に心御柱を奉建する祭事で、心御柱は天皇陛下の身長と同じと言われる。

「米座」から「金座」への時代は大きく変わるのだろうが、危機や変化は、見方を転ずるとチャンスの時代とも言える。

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